Aさん
オイトマスタッフ
退職代行を使おうか検討していても、「どんな人が使っているのか」「自分みたいな年齢で使うのはまずいのでは」と二の足を踏んでいませんか?この記事では実際に退職代行を利用した人のリアルな声と退職代行の実情をご紹介します。ぜひ退職代行を利用する参考にしてください。
- 退職代行は男女関わらず、多くの人が利用している。
- 退職代行を利用することで面倒なことはせず、スムーズに退職できる。
- 退職代行を利用して退職に成功できた人は多い
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退職代行を利用するのはどんな人?
Bさん
Aさん
たしかに20代で退職代行を利用する人はいます。しかしそれと同じくらいに30代以上の利用者も増えています。
- 社長や上司がパワハラや嫌がらせをしてくる
- 退職願を受け取ってもらえず、うやむやにされてしまう
- スケジュールや仕事内容で無理難題を押し付けられ
このようなことは年齢に関係なく職場の環境などで起こることですよね。退職代行を利用している人は年齢、勤続年数、企業規模様々です。どのような人が利用しているのか具体的に見ていきましょう。
①退職代行は様々な年代の人が利用している
まずは退職代行サービスを利用した性別と年齢の分布をみてみましょう。
退職代行と聞くと若い男性が利用してそうなイメージがありましたが、30代の方も多く利用しており、女性の方もおよそ半数に匹敵する人が利用していることがわかりました。
さらに調査すると男性は建築・土木系、女性は看護・コールセンター系での利用者が多いです。
また40代以上の人でも介護やパワハラなどを理由に退職を検討している方が多いです。
利用者の性別
男性 | 60% |
---|---|
女性 | 40% |
女性に比べて男性の利用者が若干多いようです。総務省統計局による「労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)11月分」で男女の人数を比較すると、総就業人口6,702万人中、男性3,702万人女性3,000万人で利用者の男女比60:40と近いことがわかります。
退職代行を利用している人は男性というイメージがある人もいますが、実は女性の利用者も多いです。
多くの場合は看護師やコールセンター、保育士の方が退職を決意し、退職代行を利用しています。
看護師や保育士は引き止めが凄く、なかなか退職できないことで有名です。
利用者の年齢
~20代 | 30% |
---|---|
30代 | 30% |
40代以上 | 40% |
退職代行は20代までの若い年齢層がよく利用している印象ですが、実際は30代以上の利用者が非常に多いことがわかります。
そして以外にも40代以上の利用者が40%いることがわかります。
若者を中心に話題になっている退職代行ですが、実は40代の方にも注目されており、利用されていることがわかります。
退職代行サービスの利用者の3分の1が会社に3年以上勤めた人
次に退職代行利用者の勤続年数を見てみましょう。
退職代行を利用する人は皆根性がないというイメージを持つ人もいるでしょう。
しかし、近年では3年以上務めたのに退職代行を利用して退職する人が3人に1人います。
これはブラック企業の台頭やパワハラなどで精神的に苦痛になった人が多いのではないかと思われます。
利用者の勤続年数
3年以下 | 48% |
---|---|
3年以上 | 34% |
不明 | 18% |
退職代行を利用しているのは入社して間もない人ばかりではなく、勤続3年以上の人が3分の1以上も占めていることがわかります。
勤続3年以上にもなると会社で活躍し、大事なポジションに就いている人も多いでしょう。そのような人達が退職したくても会社からの強い引き止めにあったり、自分の責任感から退職を言い出せない状況になったりして退職代行を利用すること選択しているようです。
- 会社内のことがよく理解し、自発的に仕事ができるから
- 入社から成長し、大切な業務に就いているから
- 管理職など責任あるポジションに就いているから
その他退職代行を利用する雇用形態の割合を見てみましょう。
利用者の雇用形態
正社員 | 70% |
---|---|
契約社員 | 15% |
パート・アルバイト | 5% |
その他 | 10% |
圧倒的に正社員が多いことがわかります。契約社員は有期雇用なので契約更新時に契約継続を辞めることができます。またアルバイトやパートは正社員に比べて仕事の責任がないので辞めやすいためでしょう。正社員は無期雇用のため「辞めたいのに辞められない」状況が起こりやすいと考えられます。
一方、契約社員の人の利用者が2割を切る結果となりました。
これは契約社員の人の待遇が良く、退職しようと思う人が少ないわけではなく、契約社員の方の退職代行ができない業者が多いためです。
退職代行を選ぶ時は弁護士監修、労働組合運営の退職代行を選ぶようにしましょう。
③中小企業・大企業問わずさまざまな会社の人が利用している
企業の規模による退職代行をする人の割合はどうなっているのでしょうか。
全体的に100人以下の小規模な会社の利用者が多いです。
1001人以上が勤務する会社になると退職までのフローが整っていることもあり、利用者が少なくなる傾向にあります。
ただ、それでも全体の2割以上が使用しているのが現状です。
利用者が所属していた会社の規模
100人以下 | 36% |
---|---|
101人以上1000人以下 | 32% |
1001人以上 | 21% |
不明 | 11% |
中小企業や大企業、会社の規模に関係なく自分で「退職の意志」を伝えることができず、退職代行に依頼しているのがわかります。「退職したいのに退職したいと言い出せない状況」というのは会社の規模に関係なく、職場の雰囲気や労働環境、人間関係でつくられているといえるでしょう。
退職代行を利用して退職に成功した人の体験談
ここからは退職代行を実際に利用した人の成功体験をご紹介していきます。成功体験に触れることで、利用者が感じたメリットがわかるはずです。
また退職代行を利用するハードルも低くなるので、ぜひ参考にしてください。
退職代行を利用することでスムーズに退職できたという人が数多くいらっしゃいます。
今回はその中でも特に注目されたものや、多くの人にとって気になっているであろう有給取得しながらの退職もできるのかについてもお話します。
体験談①:直接退職を伝えなくても退職できた
私の息子もパワハラで退職しました。パワハラするアホにつける薬はありません。その上司に話しても駄目だったので、結局、退職代行に依頼し、会社側との対面無しで辞めることが出来ました。貴方も一日でも早く元気になりますように
引用元:Twitter
会社で退職できない理由で多いのがパワハラや慢性的な人員不足などで職場環境が悪く、上司に直接「退職の意志」を伝えられないというものです。しかし退職代行に依頼すれば、依頼人に代わって退職の意志を伝えてくれます。
パワハラは体だけでなく心にも不調をきたしてしまいます。その状態を我慢してまで会社で頑張る価値はありません。
体験談②:引き止めで退職できなかった会社を退職できた
退職代行に依頼してホント助かった。辞めたいって何度も伝えたのに、「後任に引き継ぎしてから辞めてほしい」っていつまでたっても後任来ないじゃん!残業続きでさすがに限界きてもう一度言いにいったら「もう少し待ってくれ!」の一点張り。一度は自分で言ったほうがいいけど、聞いてもらえないなら退職代行は絶対アリ!
引用元:Twitter
せっかく勇気を出して伝えても、上司や会社からの引き止めがあると退職はなかなかできません。さらに「退職するなら訴えてやる!」といった脅しをかけてくる悪質な場合もあります。
しかし退職代行を利用すれば会社との間に入って、退職の交渉をしてくれるので引き止めも気にすることなく退職が可能です。
体験談③:有給休暇を取得して即日退職できた
退職を伝えたときに上司に「余った有休取得したいです」って言ったら「みんな迷惑なんだけど」「社会人としてどうなの?」「自分1人だけ良ければいいの?」と1時間くらい尋問されました。退職代行に依頼したらなんなく取得。その日から会社に行かなくてよくなりました。一体あの日々はなんだったんだ。退職代行が流行る理由を実感できました!
引用元:Twitter
有給休暇の取得は労働者の権利です。そのため本来であれば会社が有給取得を拒否することはできません。それでも自分で退職を申し出た場合、会社の言い分に押し切られてしまうことも多いはずです。退職代行に依頼すれば、残った有休を消化したうえでの退職が叶います。大切な有給取得の権利を諦める必要はありません。
体験談④:会社の人と連絡を取ることなく退職できた
仕事やり終えました。有休届、欠勤届やら書いてマイデスクにオン!
私物も全部持って帰ってきた!やっと解放された。
明日、退職代行から職場に連絡がいきます。突然の退職。しかも第三者からの連絡。あとは全部退職代行がやってくれる。もうどう思われてもいいから楽になりたかった!なによりも自分の心が大事。
引用元:Twitter
退職代行に依頼すれば、会社との間に入って退職の意志を伝えたり交渉をしてくれたりします。かつ会社から本人に直接連絡しないように伝えてくれるので、依頼者へ会社から連絡がいき直接やりとりをする必要はありません。
そのため、安心して退職することができることは勿論ですが、退職届や有休、離職票のお話ができる退職代行の利用がおすすめです。
体験談⑤:合わないから試用期間中に退職
明らかに面談の時の内容と違うから退職
試用期間で引き留められると思ったから退職代行使って即日退職ですね
引用元:Twitter
退職代行であれば試用期間中でも問題なく退職することができます。
試用期間中に退職すると「もっと頑張ってみようよ」などの言葉を使って引き留められる可能性がありますが、退職代行であれば引き留められることなく退職することができるます。
退職代行を利用してトラブルが起きてしまった人の体験談
退職代行を利用した結果、残念ながら退職に失敗したり退職後にトラブルが発生したりした体験談を紹介します。同じようなことを起こさないように、事前に知ってトラブルを回避しましょう。
体験談①:会社の人から直接連絡をするように言われた
退職代行から会社に退職の意志を伝えてもらった。気づいたら上司から鬼電入っててうっかり出てしまった…今日で退職するつもりやったのに、今から会社行くことになった。
引用元:Twitter
近頃退職代行業者も多くなり、その業者ごとにできる範囲やサービス内容が異なります。その中でも一番まずいのが「非弁業者」に依頼してしまうことです。非弁業者は依頼者の代理人となって会社と交渉することができないので、「退職の意志を代わりに伝える」ことはできても会社に退職条件の交渉や会社から依頼者への連絡を止めることはできません。
つまり「非弁業者」に依頼をした場合、会社から連絡が来てしまい退職を失敗するケースがあるのです。このような失敗をしないためには交渉権のある労働組合か弁護士が運営元の退職代行業者に依頼するようにしましょう。
体験談②:会社から出社を要求された
本日、退職代行を使って退職手続きして来ました。だけど、会社からの鬼電10件、メール1件来たぜ!内容は退職の手続きがしたいから明日の朝9時に事務所に来いと言われた。
会社行かないといけないなんてあり得る?退職業者どうなってるの!?
引用元:Twitter
退職代行を利用して退職するのは「もう会社に行きたくないから」ですよね。それなのに会社にいけなくなってしまっては本末転倒です。
- 退職の手続き
- 後任者への引き継ぎをしてほしい
- 給料や退職金の手渡しする
退職代行サービスは業者によってサービス内容やアフターフォローは様々です。相談時に自分の希望を伝え、どのように対応してくれるのか確認しておきましょう。
労働組合や弁護士の退職代行であれば、退職完了後の書類のやり取りの方法や給料の支給方法まで会社と交渉し、依頼者が直接出社しなくてもいいようにしてくれます。
体験談③:退職に必要な書類が会社から送られてこなかった
退職代行を利用して退職した。給料が振り込まれない。離職票などの書類も届かない。
退職代行に連絡したら「退職後のことは対応できない」と言われ困っている。嫌だけど会社に連絡するしかないのだろうか。そしてなんのための退職代行なのか。
引用元:Twitter
退職した後、会社から源泉徴収票や離職票、健康保険資格喪失証明書などを受け取る必要があります。これらの書類は確定申告や失業手当受給、健康保険への切り替えといった退職後の生活に大切なものです。会社の中には嫌がらせで退職に必要な書類を送ってこないこともあります。
そしてすべての退職代行業者が退職完了後のことまで対応してくれるとは限りません。依頼した業者が「退職後のことは対応しない」のであれば自分で会社に問い合わせなくてはいけないでしょう。
オイトマスタッフ

退職代行を利用するメリット
退職は本来なら円満退職が望ましく、残念ながら退職代行での退職では難しいです。しかし退職代行を利用すれば、退職を言い出すプレッシャーから解放されスムーズに退職することができるのです。
最近では退職するとなった途端に激昂する人や永遠に引き留めをする人、退職という単語を聞いた途端に忙しいと言って逃げてしまう人もいます。
そういう人に対しても退職代行はかなり有効な一手です。
退職代行は第三者を用意して退職のお話をするため、激昂する人や忙しいと言って逃げる人、無茶な引き留めをする人に有効です。
退職代行サービスを利用するメリットはおもにこの3つです。
- 直接退職を申し出る必要がない
- スムーズに退職することができる
- 最短即日で退職ができる
メリット①:直接退職を申し出る必要がない
退職代行サービスの一番の魅力は「依頼者に代わって退職の意志を伝えてくれる」ことです。上司がパワハラ気質だったり会社がブラック企業だったりすると、退職の意志を伝える前に「怒られたれどうしよう」「受け入れてもらえなかったらどうしよう」と不安が先立ちますよね。
退職代行を利用すれば代わりに退職の意志を伝えてくれるので、退職を言い出す心理的な不安を軽減することができます。
直接いうことで激昂する上司がいる場合はなおさらと言っても良いでしょう。
メリット②:スムーズに退職することができる
自分で退職を伝えられても、「職場の忙しさが落ち着くまで」「後任が決まるまで」などと引き止められて辞められない場合も考えられます。しかし退職代行に依頼すれば、職場の環境や雰囲気に関係なく退職の交渉を進めてくれるのでスムーズに退職可能です。
余った時間で転職活動をしたり、心を癒す時間にすることで次の職場でも活躍できることは間違いありません。
辞める会社に時間を使うのではなく、これからの会社に時間を使うことができるのは退職代行のメリットでしょう。
メリット③ :最短即日で退職ができる
会社には就業規則があり、会社ごとに「退職する場合〇か月前に申し出る」と定められていますが、民法では「退職を申し出てから2週間経過すれば退職できる」と定められており、就業規則よりも法律のほうが優先されます。つまり退職代行から退職の意志を伝えてもらい、有給取得か欠勤を交渉してもらえれば退職日まで出社しなくてよくなります。依頼したその日が「実質的な退職日」となるわけです。
ただし退職代行業者のなかには「非弁業者」が存在します。「非弁業者」は依頼者に代わって有給取得や未払い残業代、退職金などといった退職に関する交渉ができません。退職に関する交渉が必要ならば、労働組合か弁護士が運営元の退職代行業者に依頼するようにしましょう。
運営元 | 退職に関する交渉 |
---|---|
労働組合 | できる |
弁護士 | できる |
民間企業 | できない |
「労働組合も非弁業者になるのでは?」と思われるかもしれませんが、労働組合は団体交渉権という会社との交渉の権利を持っていますので、非弁業者になりません。
また退職代行業者には「即日対応」と「即日退職」と明示している業者があります。
- 「即日対応」…依頼したその日に会社への連絡可能。すぐに退職できるとは限らない
- 「即日退職」…依頼したその日に会社へ連絡、退職できる
どちらも依頼したその日から退職に向けて動いてくれますが、即日対応の場合は依頼したその日に退職できるとは限りません。どうしても「今日辞めたい!」という場合は、「即日退職」と明示している退職代行業者に依頼したほうがいいでしょう。
オイトマスタッフ

退職代行の体験談・メリットまとめ
退職代行サービスは依頼者の代わりに退職の意志を伝えてくれ、退職に導いてくれるため「会社を辞めたいけれど辞められない」人にとって強い味方です。
一方で退職代行サービスは業者によって対応できる範囲やサービスに違いがあります。依頼前の相談時に自分の状況や希望をしっかり打ち合わせたうえで、業者がどのように対応してくれるのか確認することが必要です。
成功談も失敗談も退職代行の利用を考えている人にとって参考になる情報でしょう。実際に利用した人の体験談を活用して、あなたのスムーズな退職を成功させてください。