Bさん
Aさん
長らく働いていると、仕事で”とんでもない失態”を犯してしまうこともありますよね。
慣れてきたタイミングで気を抜き、会社に大損害を与えてしまいショックを受けている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のために「ミスをした時に取るべき行動」や「ミスで落ち込んだ時の切り替え方」をご紹介します。
同じミスを繰り返さないための”再発防止対策”についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
仕事で取り返しのつかないミスをしたときにすべき行動

仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「これからどう対応すれば?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①まずは上司に連絡をする
仕事で取り返しのつかないミスをしたときは、まずは上司に包み隠さず連絡しましょう。
上司があなたのミスを知らないと、新たな問題の発生を招く可能性があるので、きちんと連絡することをおすすめします。
ミスを隠すと思わぬ「二次災害」を引き起こしてしまうかも。
たとえば、連携している社員に迷惑がかかったり、取引先に損害が出たりする場合もあります。
ミスが周りに”飛び火”してしまうかもしれないので注意しましょう。
すぐに上司に連絡して事後処理をスムーズにできれば、「被害を最小限」に抑えることが可能です。
オイトマスタッフ
悪い報告こそすぐに報告!
報告が遅くなればなるほど、相手からの心象は悪くなり問題が大きくなっていくものです。
自分自身の心象が悪くなるだけならまだしも、お客様から連絡が入った際に上司が知らないということで二次被害が発生する可能性もあります。
しかしながらただ早く報告するだけではなく、内容をしっかりと報告できるように自分の中で経緯を報告できるようにまとめておきましょう!
- 言い訳ではなく結論から報告する
- 影響が出そうなお客様や部署をまとめておく
- 時系列で簡潔に内容を説明できるようにする
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しっかりと状況を伝えようと準備することは大事なことですが、時間をかけすぎても意味がありません。
最低限の状況整理だけを行い上司へ報告すると、会社全体としても対応がスムーズになります。
時間帯や休日に関係なく報告する
ミスが起きてしまった場合には、時間帯や休日であることに関係なく報告することが必要な場合があります。
発覚したのが朝方や夜間、休日の場合、上司へ連絡することに抵抗を感じることもあるでしょう。しかしながらミスの程度によっては電話やメールなど手段を選ばずに上司への連絡を試みた方が良いでしょう。
連絡が繋がらない場合でも、上司へすぐに報告をしようとしていたという姿勢が上司に伝わることが重要になります。
- 「休日に仕事の話で恐縮ですが」などの枕詞を用いる
- 上司とのラリーを減らせるように、内容を簡潔に伝える
- そもそも連絡が必要なレベルのミスなのかを考える
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隠蔽したり嘘はつかない
隠蔽をしたり、嘘をつくとさらに大きな問題に繋がることがあります。
また報告をしないで大問題に発展すると、場合によっては減給や懲戒解雇などの罰則に該当する可能性もあります。
以下の様な場合でも、報告することで社内共有ができて早急に解決につながる可能性があります。
- 自分のミスが報告が必要かの判断がつかず報告しづらい
- 報告した際に怒られるのが怖く報告しづらい
- 上司が多忙そうで報告する時間を確保できない
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入社してすぐなどの「よくあること」なのかなどの判断が難しい場合は、まずは報告をするようにしましょう。
報告しない方がいいという状況はまずなく、報告しないより報告したほうが確実です。
②迷惑をかけた相手に直接謝罪する
仕事で取り返しのつかないミスをしたときは、迷惑をかけた相手に謝罪しましょう。
どんな背景があったにせよ、被害を受けた相手はモヤモヤしています。
お客様に誠心誠意謝罪をする
開口一番に「言い訳」や「開き直り」をすればモヤモヤを加速させ、今後の仕事にも悪影響がでかねません。
これからも気分を良く仕事をしたい方は、あれこれ言わず、素直に謝罪しましょう。
謝罪をする際には以下のポイントを注意しましょう。
- 言い訳をしない
- 他人のせいにしない
- 必ず謝罪から入り、今後の対応策についてできる限り説明する
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自分自身が被害を受けた際に、どの様な謝罪をされたら冷静に話そうと思えるのかを考えてみてください。
間違いなく、一番最初に謝罪の言葉が出てこなければ、余計に怒ってしまうと思いませんか?
まず謝罪を誠心誠意実施すること、また現在や今後の防止策などについてなどを最優先に伝えるようにしましょう。
事態の収束まで責任を持って行動する
原則として「事態が収束するまでは、責任を持って行動する」です。
担当が責任を持って事態の収束に向けて対応する姿勢をお客様の態度が和らいだり、怒りを鎮めることもあります。また場合によってはそれがお客様の信頼に変わり契約の継続につながることもあります。
担当が個人で全て対応することで、お客様から「大きな問題を担当者ひとりに任せて済ませるつもりか」「責任者を呼んでこい」などと不満が爆発することもあるので注意が必要です。
担当としての責任を持った行動は大切ですが、事態の収束のために上司に同席してもらうなどの柔軟な対応が必要になります。
オイトマスタッフ
③対処法・フォローできることがないか考える
仕事で取り返しのつかないミスをしたときは、フォローできることがないか考えてみましょう。
良いアイデアを思いついて「解決策を提示」できれば、そのおかげで事態が収まるかもしれません。
もちろん、上司からの指示があればそれに従うのがベストです。
社会人として報告をしたから自分の責務を果たしたという考えはやめましょう。
解決のために、自分で動けることは率先して対応していく必要があります。
周囲の人にも協力を依頼して代替案を出す
取り返しのつかないほどのミスは解決策が見つからないことが多くありますが、まずは自分に何ができるのかを考えることから始めましょう。
同じ業務に関わる同僚や先輩に協力をお願いすることで、同じミスをしとことのある人もいるかもしれません。
解決策のアドバイスをもらったりしながら代替案を出していくことは大切です。
ご自身が良いと感じた代替案を頂いた場合であっても、必ず上司に報告しながら行動をしましょう。
上司の許可なく行動する結果、会社の考えと合わなくなり、お客様からの不信感が増す可能性があります。
会社や自分ができることから対応を行う
前述した様にお客様への謝罪を行なった場合でも、ただ謝罪をするだけではお客様の怒りが収まらないケースもあります。
そのため、謝罪と一緒に以下の様なことを伝えることで、謝罪や事態収束への熱量を伝えることができ、取引停止や損害賠償などの最悪の事態を防ぐことができるかもしれません。
- 今回の一件に関して、現在会社でどのような対応をしているかの状況を伝える
- 今後会社としていく対応の進捗を逐一お客様へ報告する旨を伝える
- 今後の防止策についても、事態が収束でき次第改めて報告する旨を伝える
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長いスパンでのフォローも考える
取り返しのつかないミスへの直接的な対応策が出なかったとしても、中期や長期などのスパンでのフォローを考えていく必要があります。
担当が個人的にできることは少ないかもしれません。
しかし、以下の様なことを会社全体として、何かフォローできることがないかと考えていくことは大切です。
- 上司へお客様が他社での契約があることを伝え、割引対応できないか相談する
- 上司へ次回契約時に、現状の契約より優遇措置ができないかを打診する
- 何か無料で現状のプランに付けることのできるプランがないかを相談する
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オイトマスタッフ
仕事のミスを隠蔽し続けると後で大事になるので注意!

Aさん
仕事でミスをしてしまった方のなかには、「これくらい隠蔽しても大丈夫なのでは?」と気軽に考えている方もいるかもしれません。
結論、大問題につながる可能性があるのでミスの隠蔽はやめましょう。
たとえば、以下のようなケースが考えられます。
- 書類紛失の隠蔽→「契約破棄」「機密漏えい」
- 発注数ミスの隠蔽→「数百万、数千万単位の損害」
- 取引先を激怒させたことの隠蔽→「大きな仕事を失う」
ミスを上司に報告すれば、早期解決に導いてくれるかもしれません。
気づかないうちに会社に大損害を与えてしまわないためにも、ミスの隠蔽は避けましょう。
オイトマスタッフ
取り返しのつかないミスが起こる原因とは?
ここでは、どの様な原因で取り返しのつかないミスが発生するのかをご紹介します。
ここでご紹介する原因が全てではありませんが、それぞれ原因と対策を理解して、事前の対策や今後の再発防止に繋げるようにしましょう。
原因①忙しさを理由に確認を怠った
この理由が一番多い理由ではないでしょうか。
普段は進捗に応じて都度確認を行なっていたが、忙しさから余裕がなくなり、確認作業を怠ってしまった結果、取り返しのつかないミスに繋がる可能性があります。

職業:経理
ミスの内容:
締め時間が迫っており、営業担当に最終確認を行わず請求書を送付していたが、実際は発注キャンセルになっていた。
- 自分ひとりで判断できないものは確認を必ず行い、確認中にその他の業務を行う
- 業務フローを考え、ミスの軽減に必要な仕組みを組み込む
- スケジュール表を自分で作成したり、Todoリストを作成するなど行う
原因②ミスを見逃してしまった
ミスが発覚した後に見れば明らかなシンプルなミスを見逃してしまったことが、取り返しのつかないミスに繋がることも考えられます。

職業:営業
ミスの内容:
見積書の数字を一桁間違えて提示してしまい、契約の際にその内容が発覚し契約が破断に
- 金額を手入力しないなどの自動化を進める
- 請求システムなどシステムの導入を進める
- ダブルチェックなどの体制をとる
原因③お客様との認識に相違が生じた
言った、言わないなどの問題も取り返しのつかないミスに繋がる原因の一つです。

職業:営業
ミスの内容:
商談時にお客様と契約開始時期の話をしたものの、お互いの解釈が異なり契約解除
- お客様との商談や打ち合わせの際は、議事録を取るなりメールにて内容を共有する
- 大人数での商談は話が散乱する可能性が高く、結論を最後に確認する
- 時期や金額などお客様にとって重要な部分は、最終確認を文面などで取るようにする
原因④連絡を怠った
自分がすべき連絡を怠り、取り返しのつかないミスに繋がることがあります。

職業:事務
ミスの内容:
社内の申請の受付開始連絡を告知すること怠り、申請対応ができなかった
- 重要なスケジュールや内容は部署やチームにて共有を行う
- 重要な予定に関してはアラーム設定やリマインド設定をする
- 期日の決まっているメールなどは事前に予約などの準備を行う
原因⑤自分自身の思い込み
当然そうなるという思い込みが、取り返しのつかないミスに繋がることがあります。

職業:事務
ミスの内容:
事務処理を行う際に、毎回同じ作業のため詳細を確認せずに処理したところ、いつもと依頼内容が異なり社内で大問題になった
- 同じ作業でも決めつけずに、内容を都度確認する様にする
- 作業後に指示書などと再度照らし合わせてダブルチェックを行う
- 事務所りは人為的ミスの可能性を減らせるシステムを導入する
取り返しのつかないミスで落ち込んだ時の切り替え方について

仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「落ち込みすぎて立ち直れない…」という方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①ミスの原因を客観的に考える
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、客観的な原因調査があります。
ミスの原因がハッキリとわかれば、「ココを気をつければ大丈夫だ!」と立ち直れるかもしれません。
落ち込んでしまった時は、”根本原因”を突き止めましょう。
原因について考えるポイントは以下です。
- なぜミスにつながったのか?
- どこで歯車が狂ったのか?
- どういう体制(システム)があれば解決できるのか?
主観的に考えすぎると的外れになってしまうので、「周りからどう見えていたか?」と客観的な目線で原因を追求するのがおすすめです。
オイトマスタッフ
②頼れる人に相談にのってもらう
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、頼れる人への相談があります。
1人でふさぎ込んでしまうと、なかなかその状況から脱出できないものです。
第三者からの言葉をもらえばポジティブになれるかもしれないので、信頼できる人に相談してみましょう。
ミスをしてしまった自分を肯定するのは難しいので、他者に励ましてもらうことは大切です。
賢い先輩からのアドバイスであれば、気分を上げるための”意外なアイデア”がもらえるかもしれません。
オイトマスタッフ
③プライべートを充実させてリフレッシュ
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、プライベートでのリフレッシュがあります。
「カラオケでストレス発散」「ショッピングで爆買い」「2連続で映画鑑賞」など方法はいくらでもあるでしょう。
それこそ、自分を励ますために”ちょっと高級なディナー”を食べに行くのもいいかもしれません。
仕事で落ち込みすぎている場合、あなたがリフレッシュしやすい方法で気分を上げてみてください。
オイトマスタッフ
④眠れない場合には医師に相談する
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、医師に早めの相談があります。
医師に相談すれば、これから来るかもしれない”精神病を回避”できるかもしれません。
ストレスからくる精神病として「うつ病」「強迫性障害」などがあります。
落ち込んだ状態から復活できない方は、重度の精神病になる前に医師に相談してみましょう。
オイトマスタッフ
⑤ミスを取り返すくらい努力して結果を残す
ミスで落ち込んだ時の切り替え方の1つに、努力による挽回があります。
一度大きなミスをしてしまっても、次の仕事で取り返せばノープロブレムです。
あれから成長したな!と上司から見直してもらえるかもしれません。
自分でも「あの時のミスのおかげで成長できた」と思うことができれば”スランプ脱却成功”です。
周りからの信頼を取り戻したい方は、これからの努力で挽回してみましょう。
オイトマスタッフ
取り返しのつかないミスをしないための再発防止対策について

仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「ミスをしないためにはどうしたら?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①ミスの原因を元に業務や体制を見直す
ミスをしないための再発防止対策の1つに、業務体制の見直しがあります。
どんな体制にしたらミスが起きないか?を考えてみましょう。
たとえば、業務体制の見直しの例として「ルーティン業務のマニュアル化」「チェックリストの作成」などがあります。
ミスが発生しづらいマニュアルやチェック体制を整えることができればGOODです。
意識を強く持つだけでは限界があるので、システム改善を実行してみてください。
オイトマスタッフ
②優先順位・重要事項を整理する
ミスをしないための再発防止対策の1つに、優先順位・重要事項の整理があります。
重要度の低い仕事から手をつけるのは、非効率でミスも発生しやすいです。
取引先や周りの社員とうまく連携するためにも、優先順位を整理して仕事を遂行しましょう。
忘れないように「PCのメモ機能」や「付せん」を駆使するのがおすすめです。
オイトマスタッフ
③ダブルチェック・情報共有を徹底する
ミスをしないための再発防止対策の1つに、情報共有の徹底があります。
ミスの原因である「チェック漏れ」を回避するためには”ダブルチェック”が有効です。
1人でミスを100%回避するのは難しいので、別の担当者がもう一度チェックする体制を整えましょう。
大金を扱うような絶対にミスをしてはいけない繊細な業務ほど、ダブルチェックが大切です。
オイトマスタッフ
④締め切りに余裕を持ったスケジューリング
納期に余裕を持ったスケジューリングを行うことも重要です。
優先順位をしっかりと判断しながら、納期を遵守して仕事へ取り組みます。
複数の業務をマルチタスクで回したり、急遽別の業務が入ってくることもあるでしょう。
定期的に業務の依頼が入ってくる場合には、こんなことを意識してみましょう。
- お客様ごとの依頼スケジュールを大まかに認識する
- お客様からの依頼が普段より遅れている場合は、都度確認の連絡を入れる
- 大幅に普段の依頼より遅れている場合は、上司と相談し事前に納期交渉を行う
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お客様の急遽の依頼にばかり対応をしていくと、今後も大きなミスにつながる可能性が高いです。
事前にこちらが打てる手を打つように心がけましょう。
⑤自分自身の知識・スキルを育む
職場を変えたり、新しい業務を行う際はミスや失敗が増えるものです。
もちろん会社が新しい仕事を始めた時にミスがないようにする仕組みづくりを行うことも重要ですが、自分自身の状態を変えることも必要です。
- 業務開始から一定期間経過しても基本用語を覚えていない
- マニュアルなどのアップデートの情報を軽視し追いついていない
- 業務のレベルを上げるために必要な資格取得の支援を受けない
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このような状態をいつまでも続けていると、ミスが継続して発生して抜け出すことができなくなります。
上司や先輩社員は自分の目指すべき場所になるので、真似から開始して自身の知識やスキルを育み、仕事に対しての自信を培いましょう。
取り返しのつかないミスとはどんな失敗なのか

仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のなかには、「どんな致命的なミスがあるか知っておきたい!」という方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
①損失が大きすぎるミス
取り返しのつかない失敗の1つに、損失が大きすぎるミスがあります。
会社の規模によっては、「数十万円」「数百万円」といった莫大な損失につながるミスをしてしまうこともあるでしょう。
金額が金額なので、ミスした本人への”精神的ダメージ”も大きいです。
「発注数の桁の間違い」や「取引先を激怒させ契約破棄」などの失態があった場合、その損失額の大きさに震えてしまうかもしれません。
取り扱う金額が大きい業務は、どんなに慣れたとしてもミスしないよう気をつけたいものです。
オイトマスタッフ
②時間を多く失ってしまったミス
取り返しのつかない失敗の1つに、時間ロスにつながるミスがあります。
金額的な損失はなくとも、時間ロスにつながるミスは痛いものです。
たとえば、”上流工程”のミス。
「設計段階におけるミス」にあとから気づいた場合、その後の業務がすべて無駄になってしまいます。
上の立場であるほどミスに伴う時間ロスが大きくなるので、注意しましょう。
オイトマスタッフ
③周囲からの信頼を失ってしまうミス
取り返しのつかない失敗の1つに、信頼を失うミスがあります。
周囲からの信頼を失った場合、昇進しないどころか、会社に居づらく可能性もあるので注意しましょう。
たとえば、信頼を失うミスには以下のようなものがあります。
- 遅刻や無断欠勤をする
- 言葉遣いを修正できない
- 納期を守れない・目標を達成できない
「有言実行できない」「不誠実な行動をとりつづける」といった状態は信頼を目減りさせます。
信頼がないと、周囲から役立たずの”ゴミ人間”扱いされるかもしれません。
職場で気持ちよく仕事生活を送りたい方は、信頼を減らす行動を取らないように気をつけましょう。
オイトマスタッフ
仕事で大失敗をしてクビになることはある?

Bさん
仕事でミスをしてしまった方のなかには、「これでクビになったらどうしよう…」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
結論、ミスをしただけでクビになることはありません。
なぜならミスで社員をクビにした場合、法律違反になる可能性があるからです。
労働契約法第16条には、以下のような記載があります。
解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。
引用:労働契約法第16条
つまり、解雇するには社会通念上相当である必要があります。
「ミスが多い」「遅刻が多い」などの理由では会社側の教育不足とも捉えられるため、それで解雇するのは難しいでしょう。
ミスをしてしまった場合、クビの心配はせず、アフターフォローをすることに全力を注いでください。
仕事で大失敗をしてしまったエピソード2選

仕事でミスをしてしまった方のなかには、「ほかの人はどういう気持ちなんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
それぞれ、紹介します。
エピソード①仕事でミスをして億単位の大損害になった
25歳の会社員で現在、5年目になります。
事務作業を担当しているのですが、計算書の数字にミスがあり、1億円相当の損失を出してしまいました。
数字のズレは数千円程度なのですが、台数が多いため億単位のミスです。
上司にはすぐ連絡し、先方にはメールにて謝罪をしました。
金額が金額なので、その日の夜はまったく眠れませんでした。
地獄にいるような気分だったので、もう二度とこんなミスはしたくないです。
エピソード②機密情報をしゃべってしまった
大手メーカーに勤務している30代の女性会社員です。
当時、まだ未発表だった製品について何も知らずにSNSで紹介してしまい、上司から「何をやっているんだ」と激怒されました。
損害となった金額は数千万円規模で、後悔どころの話ではなかったです。
すぐにクライアントに謝罪しに行きました。幸いなことに怒っておらず、冷静な対応をしてもらえました。
事態が収まるまではずっと首を絞められたような気分で、本当に最悪でした。
それ以降は、迂闊に自社のことをネット上で語らないように気をつけています。
取り返しのつかないミスで会社にいづらくなってしまったら?
自分のミスで会社に居づらくなってしまった場合は、どうすればよろしいのでしょうか。
今の職場で信頼や評価を取り戻す方法と気分を新たに他での活躍を考えることも可能です。
他の部分で信頼や評価を回復させる
どんなに取り返しのつかないミスをしたとしても、ミスを取り返す努力をしていることで、周囲からの信頼や評価は信頼するはずです。
ミスとしっかりと向き合い、改善の兆しが見えれば上司ももう一度チャンスを与えようと思ってくれる可能性があります。
ミスを改善し他の仕事で取り返すことで、「失敗を経験し成長した」と周囲の信頼や評価を上げるだけでなく、自分自身の自信を取り戻すことにも繋がるでしょう。
ほとぼりが冷めるのを待つ
目立たないように行動をし、周囲の目を気にしなくてもいい状況になるのを待つのも一つの手段です。
自身が起こしたミスだけでなく、会社では様々な問題が至る所で発生しています。
ミス発覚後は周囲で上司や先輩が自分のミスのために動いており居心地の悪さを感じることもありますが、ミスを続けない様に行動して、ほとぼりが冷めるのを待って見るのもいいでしょう。
退職する
どんなに頑張ろうと思っていても、周囲の目に耐えることができずしんどいと感じるようであれば退職を検討することも一つの手段になります。
ミスが発生した際に、担当個人に責任を押し付ける様な会社だと、再発防止策を取らずに会社として同じミスを繰り返してしまう可能性があります。
大きなミスが発生した際に「お前の不注意だ」と言われる会社や「チェックする様にお前の上司には伝えといたよ」というような会社は注意が必要です。
退職をして落ち着いて冷静に自己分析を行い、自分の適正にあった仕事が見るかるかもしれません。
【まとめ】仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった時に取るべき対処法を徹底解説!

いかがでしたか?
仕事で取り返しのつかないミスをしてしまった方のために「ミスをした時に取るべき行動」や「ミスで落ち込んだ時の切り替え方」をご紹介しました。
それでは今回のまとめです。
正直、ミスの損害が大きすぎて「生きた心地がしない…」という方も多いでしょう。
ですが大丈夫です。これから挽回できます。
「失敗を挽回できるほどの結果を出す」もしくは「長期間ミスをしないようにする」ことで周りの信頼を取り戻せるはずです。
どうしても切り替えられない方は、一旦仕事のことは忘れてプライベートに意識を向けてみましょう。
休日に思う存分遊べば、気分をリセットできるかもしれません。


