Aさん
育児は専業主婦でも大変で、仕事をしながら育児もしなければいけないワーママは自分のキャパを超えて「疲れた」と思う人も多いのではないでしょうか。
そのような仕事に疲れたワーママが「幸せ」になるためには、仕事やライフスタイルについて改めて考えてみることが重要です。
ワーママが仕事を辞めるメリットやデメリット、仕事を続けながら育児をするための方法を解説します。
- ワーママは疲労が蓄積しやすいから退職も視野に入れよう!
- ワーママは時間不足に陥りやすく、子どもが成長した時に家庭に時間を割けなくなる!
- ワーママでストレスを溜めすぎると、うつ病で仕事復帰できなくなるリスクもある!
- ワーママを辞めるなら、育児休暇取得後や年度末などの大きな節目が辞めやすい!
- ワーママを辞める勇気が出ない場合、業者に丸投げできる退職代行がおすすめ!
ワーママに疲れた!よくある退職の決め手は?
ワーママが疲れたと感じたときに退職の決め手となることに、「休息がないこと」が挙げられます。
多くのワーママは保育園に子どもを預けても、仕事の前後に家事をしたり、育児をしたりしなければいけません。
そのため、専業主婦と違って睡眠時間が削られ、疲れが抜けない状態で働き、疲れはどんどん蓄積されていきます。
ワーママの退職の決め手として、よくある事例についてご説明します。
- ストレスでうつ病になり、何もできなくなった
- 子どもが成長し、何もできなくなった
- 会社の融通がきかず、イベントごとに参加しづらい
ストレスでうつ病になり、何もできなくなった
ワーママによくあるのが、無理をしすぎてキャパオーバーしてしまうことです。
ワーママは家事や育児、仕事をすべて完璧にこなさなければいけないと思いがちです。
そして、本当の意味での休息がなくなり、結果としてストレスを溜めこむことにつながります。
ストレスを溜めすぎるとうつ病を始めとした病気になる可能性もあります。
実際にうつ病になってしまうと、何もできなくなってしまう人も少なくありません。
つまり、出勤することも困難になるとともに、家事や育児もこなせないという悪影響に陥ってしまうのです。
子どもが成長し、家庭の時間がもっと必要になった
子どもが成長し、保育園に預けられる年齢でなくなったら、家庭に割く時間が長くなるでしょう。
保育園は延長保育で夜遅くまで預けられる園もありますが、子どもが小学生以上になると、決められた時間に夜ご飯をつくったり習い事の送り迎えも必要になります。
子どもが成長すると子どもの行動範囲も広がり、できることが増えていきます。
それに伴い、親のサポートが必要なこともどんどん多くなるでしょう。
そのため、家庭に時間を使うワーママが増え、仕事を続けるとしても時短勤務を選ぶママが増えていきます。
会社の融通がきかず、イベントごとに参加しづらい
パートやアルバイトでは仕事の融通が比較的効きやすいですが、正社員だと融通の効きにくい職場が多いのが特徴です。
たとえば、月曜日から金曜日までのオフィスワークの場合、子どもの授業参観や行事などのイベントでの休みはもらいにくいですよね。
特に、月末月初などの忙しい日に自分しか対応できない仕事があると、より休みにくくなります。
派遣やパートの方が融通は効くため、働く女性は正社員をやめてしまう人もいます。
ワーママの仕事の辞めどきは?【育児休暇や年の境目】
ワーママの仕事のやめ時で多いのが、育児休暇を取得した後や、年度末などの節目のときです。
育児休暇には期限があり、育児にそれ以上の時間がかかる人も少なくありません。
そこで、育児休暇が終わったタイミングで退職を検討する人が意外と多いのです。
また、年度末はその年のひと通りの仕事が終わるタイミングでもあります。
そのため、人の入れ替わりが多く、やめ時としては丁度良く、上司に納得してもらいやすいでしょう。
ワーママを退職して幸せ!会社を辞めるメリット
ワーママになって毎日が大変で、「会社を辞めたら楽で幸せになるのでは?」と考える人もいるでしょう。
実際に、ワーママは仕事を辞めて家庭に専念できるとストレスが軽減するなど、大きなメリットがあります。
ワーママが家庭に専念することで、家族間の関係も良くなるなど利点が多くなることも少なくありません。
その代表的な3つのメリットについてご紹介します。
ワーママを退職して幸せ!会社を辞めるメリット
- メリット①焦りを感じることなく子どもと過ごせる
- メリット②家事や育児に専念でき、夫も仕事に集中できる
- メリット③ゆとりのある生活になり、前向きな気分でいられる
メリット①焦りを感じることなく子どもと過ごせる
ワーママは子どもの成長を見守ることが難しいですよね。
仕事をしているため子どもとの時間も取れず、いつも時間に焦っているというママも少なくありません。
しかし、仕事を辞めれば焦ることなく子どもと向き合えます。
そういった意味で、時間にゆとりができる退職をすれば、余裕を持って育児ができるでしょう。
メリット②家事や育児に専念でき、夫も仕事に集中できる
共働きの家庭では、夫婦で家事や育児を分担していることも少なくないのではないでしょうか。
そのような家庭では夫婦ともに仕事だけに集中できず、余裕がない状態となっていることも少なくありません。
ワーママが仕事を辞めるメリットは、夫が家庭をある程度妻に任せ、仕事に専念できることです。もちろん、金銭的に余裕がない場合は妻が仕事をやめることで今後が不安になります。
夫だけの収入で生活できる家庭は妻が家庭に専念した方が、夫も安心して仕事に集中でき、家庭も上手くいくでしょう。
メリット③ゆとりのある生活になり、前向きな気分でいられる
ワーママが仕事を辞めることによって、忙しい生活からゆとりがある生活へと変化します。
仕事をしていると子どものことを優先したくても仕事を優先せざるを得ず、子どもに時間をかけたくてもなかなか思い通りにいかないでしょう。
しかし、仕事を辞めれば「時間」や「心」にゆとりが生まれ、余裕ができます。
そして、ストレスが溜まってイライラしたり、ネガティブな気持ちから前向きな気持ちになるでしょう。
子どもは親のイライラした様子なども察してしまいます。
育児に専念して前向きな気持ちになれば、子どもも愛情を感じて成長できるでしょう。
ワーママを退職するのはもったいない?会社を辞めるデメリット
ワーママが仕事を退職するのは生活にゆとりができるなどのメリットも大きいですが、デメリットもあります。
仕事を辞めてしまうことは社会から離れることも意味しており、そこにさまざまなデメリットが隠れています。
その代表的なデメリットは金銭的にこれまでよりも余裕がなくなることですが、もちろんそれだけではありません。
ワーママが仕事を辞める3つのデメリットについて詳しくご説明します。
ワーママを退職するのはもったいない?会社を辞めるデメリット
- デメリット①大きな収入の柱がなくなる
- デメリット②仕事の人間関係がなくなり、物足りなさを感じる
- デメリット③仕事をしない分、何かと視野が狭くなる
デメリット①大きな収入の柱がなくなる
家庭のなかで夫婦どちらかが仕事を退職してしまうと、収入が激減します。
特に、どちらも正社員であった場合、賞与も含めると年収がかなり下がってしまいます。
子どもがいると育児にお金がかかるだけでなく、将来の学費までを考えると夫の収入が低い家庭は節約をしても不安です。
貯蓄を増やしたり生活の質を高めたりするためには収入が多い方が安心ですよね。
生活を安定させる妻の収入がゼロになってしまうことで、生活の質が著しく落ちてしまう家庭も少なくありません。
デメリット②仕事の人間関係がなくなり、物足りなさを感じる
仕事の人間関係はストレスの原因になる場合もありますが、そのコミュニケーションが重要となることもあります。
家庭のなかでしか人と接しなければ、人間関係が狭くなってしまうでしょう。
ときには夫以外の人と話したいと思うことも増え、人間関係がなくなることに不満を感じるママも少なくありません。もちろん、友達と連絡を取り合うことは可能です。
しかし、その友達も直接会う頻度は低く、人間関係が物足りず、もっと人とコミュニケーションを取りたいと思うワーママもいます。
デメリット③仕事をしない分、何かと視野が狭くなる
仕事をしないと社会のなかで物事に関わったり人と関わったりする機会が減り、何かと視野が狭くなりがちです。
仕事をしていると同僚や上司、取引先など多くの人と関わることで、さまざまな考え方に触れられます。
しかし、仕事を辞めてしまうとコミュニケーションの幅が狭くなり、会話が減ったり会話をしたとしても家族やママ友と話すだけになってしまうでしょう。
近い世代と世間話しかしなくなると視野が狭くなり、さまざまな意見を取り入れることが難しくなるデメリットがあります。
ワーママが退職して後悔しないようにやっておくべきこと
ワーママが退職を職場に伝える前に注意しておくべき点は、勢いで退職を決断しないことです。
勢いだけでデメリットに目を向けずに退職をしてしまうと、後悔することになるでしょう。
ワーママを辞めたいと思う理由も人それぞれ違いますよね。
なかには、「できたらワーママを続けたい」と思うような人もいるでしょう。
仕事を辞めてから「やっぱり続ければ良かった」と後悔しないためにも、問題があって辞めたいワーママは仕事を続けられる解決策があるかを確認してみてください。
- 夫と将来について話す時間をたっぷり取る
- 休日日数に困っていたら上司に一度相談してみる
- 部署異動やパートなど働き方を変えることも検討してみる
夫と将来について話す時間をたっぷり取る
夫婦で「どちらかが仕事を辞めるか」を決める場合、シビアに考えなければなりません。
なぜなら、収入が大きく減ってしまい、夫ひとりの収入だけで過程を支えなければならなくなるからです。
そのため、事後報告をしてしまったり、夫が聞き流しているようなときに退職の話をすると、後で揉めることになりかねません。
したがって、「本当に妻が仕事を辞めて良いか」という話し合いの時間をたっぷり取り、それから退職の決断をするべきです。
夫婦ともに納得できる形にすることや、辞めたときの家庭での問題点を洗い出すことが何より重要です。
休日日数に困っていたら上司に一度相談してみる
ワーママが仕事を辞めたいと思う理由のひとつは、時間が足りないという問題が起こることです。
最近では、保育園にも必ず預けられる訳ではなく、保育士不足で順番待ちをしている家庭もあります。
そのため、時短勤務にしてもらったり休日を増やしてもらったりするなど、仕事の調整をしてもらうだけで時間にゆとりができ、仕事との両立をすることも選択肢のひとつとなります。
休日日数や勤務時間に困っていたら、一度上司に相談し、融通を効かせられるか確認してみましょう。
部署異動やパートなど働き方を変えることも検討してみる
仕事を完全に辞めることを考えていなく、今のままでもきついと思っているワーママは、働き方の変更を検討してみてはいかがでしょうか。
たとえば、正社員で何かあったときに融通がきかないことに不満がある方は、パートに雇用形態を変えてもらうのも良いでしょう。
ほかにも、営業部など忙しい部署で残業が多く困っているなら、上司に相談して部署や職種を変えてもらうなどの方法もあります。
自分の「働きやすさ」を改善するだけでも、家庭と両立する道が開けます。
ワーママを辞める勇気が出ない場合、業者に丸投げできる退職代行がおすすめ!
ワーママを辞める勇気が出ない場合、退職を業者に丸投げすることで、あなたに代わって退職までをスムーズに終わらせられます。
退職代行OITOMAでは、そのような方のために退職代行をするとともに、情報発信もしているのでぜひ参考にしてみてください。
最近では、退職代行を使って辞める人も少なくありません。
辞めるのが気まずいと思っている方は、退職代行業者を活用すると良いでしょう。
ワーママが退職代行を使って即日退職するまでの流れ【4ステップで解説】
ワーママに疲れたので退職したい人からよくある質問
今ワーママとして働いている人のなかで、「退職代行を使って退職したい」と思っていても、辞めるべきかを悩んでいる人もいますよね。
そのようなママのためによくある3つの疑問をまとめました。
これを参考にご自身の生活と照らし合わせ、本当に退職をすべきかを検討してみてください。
- ワーママは無理ゲーなのでしょうか?
- ワーママでメンタル崩壊しそうですが、どうしたら良いですか?
- ワーママを辞めたいですが、お金がないです。どうすべきですか?
ワーママに疲れた!退職の決め手や会社を辞めるメリットデメリット|まとめ
ワーママを辞めるメリットは、仕事に縛られる生活から抜け出し、家庭のことにしっかりと目を向けられる時間ができる点です。
逆に、デメリットは夫婦のうち一方の収入が激減することで将来に向けたお金の不安がつきまとうことでしょう。
それでも育児をするのは今しかありません。
どうしても辞めにくいという方は、あなたに代わって退職を会社に伝えてくれる退職代行を活用してみてはいかがでしょうか。
家庭でもよく話し合い、メリット・デメリットの両方を考え、後悔のない選択をしましょう。