「もう仕事を辞めたい」と思う瞬間は多くの方が経験したことがあると思います。
仕事を辞めたい理由は人により様々ですが、誰かに仕事を辞めたいと言うと「甘えている」とか「我慢が足りない」と言われてしまうこともあると思います。
そこで今回は仕事を辞める上でどのようなケースが甘えで、甘えではないケースは何なのかを見極めるポイントをお伝えします。
この記事を最後まで読むと、甘えではなく本当に辞めた方がいい会社はどんな会社なのか判断できるようになると思います。
結論:仕事辞めたいのは甘えではない!
結論から言うと、仕事を辞めたい=甘えではありません。
そもそも仕事を辞めたいと思う気持ちと甘えは切り離して考える必要があります。
なぜ他者から甘えだと言われても本当はそうではないかと言うと、人それぞれ感覚が違うからです。
もしあなたが本当に仕事を辞めたいと思うのならそれは甘えではなく仕事を辞めたいというのが本心ということでしょう。甘えかどうかは根本的に他人に決められることではないのです。
仕事を辞めたいと感じやすい人の特徴を知ろう
仕事を辞めたいと感じてしまうことは甘えでもおかしいことでもありません。実は仕事を辞めたいと感じやすい人には、ある共通の特徴があります。
あなたもこれから挙げる5つの特徴にあてはまっているかもしれません。
仕事を辞めたいと感じやすい人の特徴
- 特徴①仕事に対して真面目で熱心
- 特徴②必要以上に責任感が強い
- 特徴③コミュニケーションが得意じゃない
- 特徴④気づかぬうちにストレスを溜め込んでしまう
- 特徴⑤うつ病になりかけている
特徴①仕事に対して真面目で熱心
真面目で熱心に取り組んでいる人ほど、実は辞めたいと思うようです。
これは仕事に対しての目標が高く、常に100%以上の力を出すことでいわゆる「燃え尽き症候群」になってしまうからと考えられています。
熱心なのは良いことですが、人間は適度に力を抜かないと疲れたり、気持ちが切れてしまうことがあります。
特徴②必要以上に責任感が強い
責任感があることはそれだけ仕事に向き合っている証拠です。
しかし責任感が強すぎると、自分を追い込んでしまいがちです。些細な失敗やチーム内の誰かの失敗も、自分が悪いというマイナス思考が働きます。
それが積み重なると「自分はダメだな、この仕事に向いてないな」と思ってしまうものです。
特徴③コミュニケーションが得意じゃない
コミュニケーションが上手くないことで、会社に溶け込めず、1人でポツンといるような状態になりがちです。
1週間の大部分を占める仕事の中でこれは辛いことではないでしょうか。書類を渡すのにも気軽にできなかったり、何かあっても相談できなかったりと仕事への支障も出ます。
このような居心地の悪さから辞めたいと感じてしまうものです。
特徴④気づかぬうちにストレスを溜め込んでしまう
仕事は、上司や取引先などに気を遣う場面や理不尽なことも少なくないでしょう。
それによってストレスが溜まったとしても、忙しさからストレスを意識していない人も少なくありません。溜まったストレスはある日突然爆発します。
気持ちが切れてしまい、何もかも辞めて投げ出したくなる状態になってしまうのです。
特徴⑤うつ病になりかけている
- 趣味など好きなことをやっていても楽しくない
- ふとしたときに辛くて涙が出てくる
- 寝れないし、食欲もなくなっている
- 仕事に向かうこともイヤ
上記に当てはまることがあったら、うつ病になりかけているかもしれません。
うつ病は、自分が置かれている環境によって誰もがなってしまう可能性があるのです。
仕事辞めたいしか考えられなくなったら何をすればいい?
仕事が辛くて辞めたい、その気持ちは十分にわかります。しかしここで突発的に辞めるという行動を起こすと、後悔してしまう可能性があります。
なぜ辞めたいと思うのか、一度気持ちを整理してみましょう。
まずは仕事を辞めたい理由を書き出して整理しよう
頭の中で考えているだけではずっとモヤモヤしたままです。
なぜ辞めたいのか?
ノートでもスマホでもどちらでもいいので、その理由をどんどん書いていき、「見える化」して整理しましょう。
書き言葉として記録することで、自分を客観的に見ることができます。また書くことで溜まっていた気持ちを吐き出せて、気持ちが落ち着く効果もあります。
気持ちが落ち着くことで、冷静な行動にもつながります。
辞めたい理由を解消できないかを考える
なぜ辞めたいのかを書いて整理したら、次にその理由は解消できるものなのか考えてみましょう。このときのポイントは、自分自身で変えられること・変えるのが難しいことに分けることです。
たとえば以下のような感じです。
- 上司の性格や勤務時間→自分自身で変えるのが難しいこと
- 思っていた仕事ができない、任されない→自分自身で変えられること(スキルアップをするなど)
そして変えられること、変えられないことを見て、どういった選択をするのかを考えていきます。
仕事を辞めることが甘えではないケース
そういわれてもピンとこない方もいると思うので、辞めることが甘えではないとケース分けできる代表的な例を3つピックアップしました。
その職場に身を置いていると、気付かぬうちに染まってしまい自分の働いている姿が客観視出来なくなるものです。が、明らかに社員を辞めたいと思わせてしまう環境が存在するのも事実です。
自身では気付けないかもしれないので、代表的な3つのケースに自分が当てはまっていないかどうかチェックする気持ちで読んでみてください。
- 労働環境がブラックで辞めたいと思う
- コロナ渦により先行きが不安になった
- 努力が正当に評価されなくて辞めたいと思う
ケース①労働環境がブラックで辞めたいと思う
Bさん
労働環境が劣悪であなたが仕事を辞めたいと思うのは至極当然のことです。
長時間労働、サービス残業、休日出勤、手当なし。いまだにそんな会社が往々にしてはびこっているのは悲しいですが現実です。
そんな会社に当たってしまったのならなるべく急いで退職しましょう。ブラック企業が体制を改善するのは滅多にあることではありません。
もしどうしてもその会社を続けたいのなら労働基準局に相談するのもありです。匿名で労基に連絡を入れ、テコ入れを行って貰えれば、少ない可能性ですが労働環境が改善するかもしれません。
ケース②コロナ禍により先行きが不安になった
Aさん
コロナが流行りだしてから失業者も増え、就労環境が悪くなったという話はよく聞きます。業種にもよりますが、サービス業、飲食、旅行やレジャー関連の仕事は大打撃を受け、今までより給料が下がったり、少ない人員で仕事を回さねばならなくなったり。
コロナがいつ終わるかわからない状況下の中で、先行きが不安な人は大勢いると思います。そして自分たちが思ってる以上に精神的に疲弊していることと思います。そこで退職を考えるのは甘えではなく自分の心身を守るために必要なアクションと言えるでしょう。
ケース③努力が正当に評価されなくて辞めたいと思う
Bさん
仕事を前向きに頑張る人ほど陥りやすいのが会社が努力を正当に評価してくれないという事態です。
仕事で評価されない日々を過ごすと、頑張っても報われないというネガティブなマインドになってしまいます。
仕事は周りから評価されることで今よりもやりがいを感じられたり、昇進、給料アップがあるからこそ自分の生活がより豊かになることを感じられます。
会社側に正当に評価する気が感じられないのであれば周りの同僚や先輩を見てみましょう。
皆同じような扱いを受けているのであれば正当な評価を受けられる望みは薄いです。自分の仕事に対するモチベーションがまだあるうちに転職の準備をし始めましょう。
仕事を辞めることが甘えだと判断されるケース
仕事を辞めることは甘えではないと冒頭で申し上げましたが、周りがどう判断するかは別の話です。
退職を申し出るとき、伝え方によっては甘えと取られてしまうケースがあります。どのような場合に甘えと思われてしまうのか事前にわかっていれば、誤解を未然に防げるかもしれません。
そこで、甘えと判断されてしまうかもしれない代表的なケースを3つピックアップしました。
- 退職理由が自分のことしか考えていない
- 仕事でミスすることに恐怖を感じている
- 自分がやりたい仕事ができない
どのような伝え方をしたら、甘えだと思われてしまうのか念頭に置いて退職するかどうか検討しましょう。
ケース①:退職理由が自分のことしか考えていない
一番分かりやすく甘えだと思われるケースは自分の都合しか考えずに退職を申し出ることです。社会人として、退職を申し出るのであれば、建前上だけであっても、会社側の都合を考慮してますという雰囲気は出したほうがいいです。
自分の言い分だけを伝えて辞めようとすると円満退社が難しくなってきます。
理想を言えば、自分の辞めたい言い分70%、会社の都合を聞く30%くらいの塩梅で、会社側からも何か求めることはないか確認して退職の流れを作るのがベストと言えるでしょう。
ケース②:仕事でミスすることに恐怖を感じている
仕事を覚えていく上で、避けて通れないのはミスをすることです。仕事の覚え始めは、どんどんミスをしてその都度覚えていけばいいですが、入社して少し経つと責任を持った仕事が増え、ミスもそれだけ大きくなってしまいます。
ただ、だからと言ってミスするのが怖いという理由で仕事を辞めるのは如何なものかと思います。もし自分一人で仕事を抱えているのであれば、他のチームや同僚、上司などにフォローを頼みましょう。
あなたが一人でプレッシャーを抱えるほど悩んでいるのであれば、仕事の体制自体のバランスが悪いのかもしれません。ミスに怯える前に誰かの助けを求めることから始めてみましょう。
ケース③:自分がやりたい仕事ができない
最後のケースが自分のやりたい仕事ができない、です。気持ちはわかります。自分のやりたい仕事をしたい一心で入社を決めたのかもしれません。
ですが実際の所、やりたい仕事を最初から任される確率は極めて低いです。まず新人の場合は雑務や初歩的なことから任されます。
一見つまらないと思う仕事をしながら、先輩の仕事ぶりを見て、教わらずとも見て盗む、学ぶの精神で虎視眈々と自分の番が来た時の為に準備をしましょう。
やりたい仕事の打席は急に回ってきます。日頃のあなたの仕事ぶりが良ければ思いのほかすぐチャンスが回ってくるかもしれません。
それまではつまらないと思う仕事ばかりだとしても任された仕事に一生懸命取り組むことが、やりたい仕事が出来る一番の近道と言えるでしょう。
仕事を辞めたいとしか考えられなくなってしまう原因
Bさん
仕事を辞めたい気持ちで頭が埋め尽くされてしまう事も中にはありますよね。もう、自分ではどうしようもないことだと思います。
なぜ「仕事を辞めたいとしか考えられない状態になってしまうのでしょう。どのようなことが原因につながるのかについて考えたことはありますか?
- やりたい仕事が他にあるから
- 上司や同僚との人間関係が悪い
- 会社に対して不満があるから
「仕事を辞めたいとしか考えられなくなってしまう原因に繋がる可能性がありそうな、上記3つの特徴的な原因にスポットを当て見ていきましょう。
原因①:やりたい仕事が他にあるから
Bさん
働いているうちに、別の仕事への興味が出てくることは往々にしてあります。今のご時世、前までは存在しなかった職種が現れたりも珍しくありません。
そんな中で自分が他の仕事をしたいという気持ちが芽生えてしまった場合、躊躇してしまうかもしれませんが個人的には転職し、チャレンジすることをお勧めします。人生は一度きりだからです。
今している仕事とは別に、やりたい仕事がある場合、やらずにいてずっと今の会社に残り続けていたら後々後悔しませんか?行動に移すのなら1日でも早く、若いうちに行動に移したほうがいいです。
原因②:上司や同僚との人間関係が悪い
Aさん
人間の悩みの8割は人間関係と言われているくらい、人は人で悩みます。職場のように毎日顔を合わせる人ととの関係が悪いと、毎日が楽しくなくなりますね。
仕事は単独プレーではないことが多いです。お互いフォローしあって業務を遂行していきますが、そこで人間関係がうまく行ってないと、悩まなくていいところで障壁が生じたりします。
昨今ではリモートワークも増え、人と接しなくても働ける仕事が増えてきました。
もし人間関係の煩わしさに疲れてしまったのならリモートでの仕事に切り替えるのも一つの手かもしれません。
原因③:会社に対して不満があるから
Bさん
結局はこれに尽きます。会社に不満がある。一つや二つならいいですがもう、嫌なところしか目が行かなくなっている程なら相当嫌気がさしている証拠ですね。
あなたが不満に思ってることは同僚の中にも同じように不満を抱えてる人がいるかもしれません。
もし会社に今よりもっと良くなってほしい、悪いところは改善してほしいという願いがあるのなら一度、上司に時間を取ってもらって話をしましょう。
あなたがただの愚痴ではなく、会社のためを思って改善すべき点に声を上げるのなら話の分かる上司であれば理解を示してくれるでしょう。
仕事に向いておらず、辞めたいと感じたら考えて欲しいこと
ここまで読み進めて頂いて、なおも仕事を辞めたい気持ちが変わっていないのであれば、あなたの決意は相当なものかもしれません。
辞めたいと思いながら仕事を続けるのは苦痛ですし、時間の無駄です。なので、退職をお勧めしたい気持ちは山々なのですが、もし勢いだけで退職を決めてしまったら後々後悔するかもしれません。
今少しだけ時間を取って、一歩立ち止まって考えましょう。4つの項目を用意したので、一呼吸おいて読んでみてください。
- 辞めたい理由は解決できない理由なのか
- 友達や家族に相談できないか考える
- 仕事を辞めれば解決する悩みなのか考えなおす
- 転職や配属先の変更を考える
辞めたい理由は解決できない理由なのか
オイトマスタッフ
あなたが仕事を辞めたい理由はなんでしょうか?人が悩むとき、能力の輪と言うものを意識した方がいいです。能力の輪とは自分の力で変えられる範囲の物事と、そうではないものの範囲を分ける事をそういいます。
仕事を辞めたい理由は自分の力ではどうにもできない物なのか、はたまた頑張れば影響を与えられるものなのか、冷静に判断しましょう。
友達や家族に相談できないか考える
オイトマスタッフ
仕事を辞めたい考えで頭が一杯になっている時、大多数の人は視野が狭くなっています。そんなときにお勧めなのが第三者の意見を聞くということ。簡単に言うと家族や友達に相談するという事です。
あなたのことを身近で見ている人にしか気づけないこともあります。仕事で慢性的に疲れている人は正常な判断が出来なくなりがちです。周りの人に客観的に今の自分の見てもらって助言を貰いましょう。
仕事を辞めれば解決する悩みなのか考え直す
オイトマスタッフ
頭の中を整理するためにおすすめな方法は、仕事で悩んでいることや辞めたいと思っている理由を一度、全て紙に書き出してみることです。そして一つずつ、仕事を辞めれば解決することなのか振り分けをしましょう。
頭の中だけで考えても人は同じことをグルグルと考えてしまって結局解決策が思いつかないことが多いです。紙とペンを使って思考の整理をするのは理にかなっています。
転職や配属先の変更を考える
オイトマスタッフ
どうしても今の仕事を辞めたいとき、仕事内容が嫌なのであれば、部署や配属先を変えるのはどうでしょうか?例えば、営業がとても苦手でも事務作業が得意なのであれば事務の仕事に移してもらうなど。
会社は人を雇うのにもお金がかかるので、今いる社員が辞めずに、移動して働き続けてくれるのなら助かります。
上司に時間を取って貰って移動は出来ないかどうか打診してみましょう。思いもよらず簡単に希望が通ることもあるかもしれません。
甘えじゃない!今すぐに仕事を辞めたほうが良いケース
仕事を辞めようか続けようかいつまでも迷っていると、どこで判断をしたらいいのか分からなくなりませんか?仕事で忙しい毎日を繰り返して忙殺されていると、人は正常な判断能力を失います。
そこで、「甘えではなく、今すぐに仕事を辞めたいケース」を3つ取り上げてみました。
- このまま勤めてもキャリアアップが出来ない
- 仕事が合っていなく苦痛に感じる
- 仕事が原因でうつ病になりかけている
上記3つのうちどれかに当てはまる場合は早急に退職を検討しましょう。
ケース①:このまま勤めてもキャリアアップが出来ない
Bさん
優秀な社員ほど、自身のキャリアについてよく考えています。昨今は終身雇用の崩壊でいつまでも自身のキャリアをシビアに考えなければ生き残れない時代になってきました。
社内だけでのキャリア形成だけではなく、社外に出た場合のキャリア形成についても考慮なければなりません。このまま会社に残っていても、外で通用するキャリアは構築できますか?
これから先のことを考えて今、キャリアのことについて考える時間を設けたほうが良いと言えるでしょう。
ケース②:仕事が合っていなく苦痛に感じる
Aさん
人には向き不向きがあります。自分の適正と合っている業務であれば良いパフォーマンスを発揮できますが逆の場合は、いい仕事ができないですし、更に精神的苦痛が伴います。
よくあるのが営業に向いてないのに営業の部署に配属されたという場合です。もし自分に合っていない仕事を任されたら、まずは自分なりのやり方で工夫してみましょう。直接言葉で営業をするのが苦手ならFAXや資料作りに力を入れるなどです。
それでも厳しいと自分で思うのなら無理せず退職を考えましょう。心身の健康を失ってしまったら取り返しがつきません。
ケース③:仕事が原因でうつ病になりかけている
Aさん
「仕事が辛くて出勤したくない…」自分がただの怠け者なだけなんじゃないかと落ち込むかもしれませんが、自分でも知らず知らずのうちに働きすぎてしまい、危険な状態に陥ってるかもしれません。
日本では100人に6~10人が一生で一度はうつ病にかかるとも言われています。仕事のストレスからうつ病になってしまうことは決して珍しくないと言えます。
うつ病はひどくなってからでは治療に時間がかかってしまいます。自分がキツイと思ったら早めの退職、そしてメンタルクリニックの受診をおすすめします。
仕事を辞める手順を解説
上記のケースにあてはめて辞める気持ちが変わらない場合は、実際に退職に向けて動き出していきましょう。
辞めたら関係ないからといって、後になってトラブルが起こるのは避けたいものです。
しっかりと手順を踏んで退職の手続きをしていきましょう。
STEP1.直属の上司に辞めたいことを伝える
まずはいきなり人事部ではなく、直属の上司に辞めたいことを伝えます。
上司に先に報告しなかったら、不満を持たれてしまうからです。嫌がらせとまではいかなくても、気まずいまま退職するのは次のステップへ進んでも影響があるかもしれません。
タイミングとして、有休消化や手続きの関係もあるので退職する1か月前には伝えたいところです。ここで引き止められる可能性もありますが、自分の意思が固いことを伝えましょう。
STEP2.上司から人事部に退職したい旨を伝えてもらう
人事部への報告は、上司に伝えてもらうようにしましょう。
これは上司が部署を管理していることもある関係上、人事部と会社のこれからのことについても話し合う必要があるからです。また、自分が辞めることで新しい人を採用する必要も出てくるかもしれません。
採用計画を早めに話し合うことで、人不足による負担も減るでしょう。
STEP3.人事部と退職日や有給について面談する
その後、人事部と面談する機会が設けられます。
ここでは、その後の流れや退職日や有給についての話し合いがおこなわれます。
もし有給が残っている場合に、その有給をどうするのかしっかり話し合いましょう。有給が残っていて退職までに取りたいと申し出たら、会社はそれを断ることはできません。
また退職日まで消化できない場合は、代わりにお金として受け取れる買取ができる可能性もあります。
STEP4.退職届を提出して会社に受理される
直属の上司や人事部に退職の意思を伝えて、ここで退職届を提出します。
しっかりと証拠として残し、後々のトラブルを防ぐためにも、退職届は書面で提出するようにしましょう。手書きかパソコンかといった決まりは法律ではありません。
しかし会社によっては指定されることもあるので、念のため人事部との面談で確認するのも良いでしょう。そして会社に受理されると、退職日に退職することが正式に決定されるのです。
STEP5.退職する
これであとは退職まで何もしなくていい、と気を抜いてはいけません。
ここまで仕事ができたのも社員の支えがあったからこそですし、人が減ることで他の社員への負担も増えます。
- これまでお世話になった方への挨拶
- 仕事で引き継ぐことがある場合は、他の社員への引き継ぎ
上記をしっかりとおこなうことで、気持ち良く次のステップへ進めます。
また、今後仕事やプライベートで会う際にも気まずくならないでしょう。
円満な退職のためには退職代行サービスを使うのもアリ
もし人間関係でいざこざがあったら、退職するまでのハードルが上がります。たとえ辞めようと思っても、上司や誰かに伝えることが苦痛になります。
そんなときにおすすめなのが退職代行サービスです。
退職代行サービスを使うメリットは?
退職代行サービスを使う最大のメリットは、「退職の手続きをするときに、上司や他の社員と直接面と向かって話す必要がない」ということです。
退職代行サービスでは、
- 退職を伝えること
- 退職日や有給をどうするか
- 退職届を作成して会社に送ること
このような、退職するときにやるべきことを代わりにやってくれます。
また、弁護士や労働組合が運営している退職代行サービスなら、賃金の未払いがあるときなどに会社に交渉することもできるので安心です。
退職代行「OITOMA」がおすすめ
退職代行サービスでおすすめなのがOITOMAです。
OITOMAの運営元は労働組合なので、団体交渉権により交渉が可能です。
未払いの残業代などがあれば、適切な交渉をおこなってくれるので安心です。料金も弁護士が運営しているのと比べて低く設定されています。
その中で、OITOMAは以下のおすすめポイントがあります。
- 料金は24,000円(税込)で、労働組合運営の中では最安値
- 退職できなかったら全額返金保証がある
- 24時間何回でも相談可能
退職代行サービスを使って退職したいと考えている方は、退職代行OITOMAまでお気軽にお問い合わせください。
仕事辞めたいのは甘え?まとめ
オイトマスタッフ
仕事を辞めたいと思うことは甘えではないという事がお判り頂けたでしょうか?むしろ、辞めたいと思ったならば、心身を壊さないうちにさっさと退職をしてしまった方が身のためです。
早い段階で「この会社では働き続けられない」と気付けた事はとてもラッキーかもしれません。
もし自分で退職を言い出しづらいのであれば退職代行というサービスを使うことをお勧めします。
退職代行とは、あなたの代わりに会社と退職のやり取りをしてくれるサービスです。少しでも精神的負担をかけずに退職を成功させたいのであれば、ぜひ利用を検討しましょう。