「退職は自分で申し出るべき」であることは、社会人なら誰でもわかっていることでしょう。
Aさん
Bさん
退職の自由は法律で認められている「労働者の権利」なので、退職できない状況があってはいけません。
そして退職代行はその権利を行使する手段の一つに過ぎないのです。
この記事では、退職代行は逃げなのか?と悩んでいる方向けに、退職代行を迷わず利用すべき人や
利用方法などを解説していきます。
- 結論:退職代行の利用は逃げじゃない
- 逃げと言われてでも辞めた方が良いケース3選
- 退職代行を選ぶ際は、追加料金の有無を確認!
- 退職代行OITOMAなら追加料金なしで全額返金保証付き!
退職代行は逃げではなく退職するための手段
結論から言いますが、退職代行は逃げではありません。
もちろん一番いいのは自分で会社に退職の意思を伝えることです。もし日本の会社が「退職を申し出やすい」環境の会社ばかりであれば、そもそも退職代行サービスなんて存在するはずはありません。
退職代行は10年ほど前までは「弁護士が会社へ損害賠償請求する際の業務の一環」としておこなっていたもので、退職の合法的な手段の一つです。それでも「自分で意志を伝えないなら逃げじゃないの?」と思う人もいるでしょう。
では「退職を言い出せずある日突然出社しないこと」と「お金を使ってでも自分の意思を伝えること」ではどちらが会社に対してスジを通したことになると思いますか?比較するまでもなく、後者ですよね。
もう一度言いますが、退職代行を利用することは、逃げではなく退職の手段の一つに過ぎないのです。
退職代行を利用して会社を辞めていい理由
退職代行を利用して会社を辞めていいのには具体的に理由があります。
- 退職することは悪いことではないから
- 退職代行を利用しても転職先に影響しないから
- 退職代行を使わないと辞められない会社が悪いから
退職することは悪いことではないから
少し前までは一度入った会社で定年まで働くことが当たり前とされており、途中で退職・転職は「根性がない」「仕事がなかったらどうするんだ」と裏切りや危険といった行為に見られがちでした。
しかし近頃では転職は珍しくありません。キャリアップや独立だけでなく、なかには「ちょっと違う職場も経験してみたい」のような軽い気持ちで転職する人も増えているようです。
法律でも認められていますが、退職は「個人の自由なので他人に振り回される必要はありません。むしろ退職代行の利用を検討しなくてはいけないほどツライ職場なら、退職して居心地のいい環境に移るべきです。
退職代行を利用しても転職先に影響しないから
退職代行を使ったことが転職先にバレたり、転職に影響したりすることはありません。なぜなら退職代行が会社に対して、本人に連絡を取らないよう強く言ってくれるからです。会社と繋がりが切れれば、わざわざ知らせない以上転職先を知られることはありません。
また退職代行を利用した場合、退職理由は通常の「自己都合退職」になります。そのため転職先が「退職の手段」を調べることはありませんので安心してください。
退職代行を使わないと辞められない会社が悪いから
働く意欲の湧かない環境の悪い会社なら退職しても問題ありません。むしろそのような環境を当然としている会社のほうが悪いのです。
- 極端な長時間労働
- 休日が少ない
- 残業代が出ない
- 従業員の入れ替わりが激しい
- 休慮が最低賃金を下回っている
- パワハラ・セクハラが日常的
- 嫌がらせやいじめがある
無理して働き続けても何もいいことはありません。
バックレるよりも迷惑をかけない
退職する際に「もう明日から会社に行きたくない」とバックレる方が一定数存在します。それまでは業務をこなしていたのに、LINEで突然「辞めます」と送られてきたきり音信不通。この場合は、退職者しか知り得ない情報を失って取引先に迷惑をかけたり、信用が低下する可能性があります。そのため、バックレは何よりも避けたい退職方法です。
退職代行の場合は、退職希望者が次の日から会社に行かなくて済むものの、退職届を出して各種手続きを済ませてからの退職になります。また、OITOMAでは引き継ぎ書類を作成できるテンプレートも用意しているため、業務内容の引き継ぎも可能です。
上記の理由から、退職代行を利用することは、バックレることと比べ物にならないくらい有効な方法です。後ろめたさを感じず、ぜひ活用を検討しましょう。
なお、OITOMAは弁護士監修の退職届や、先述した引き継ぎ書類作成のテンプレートを無料配布しています。ぜひ活用くださいね。
退職代行を使うメリットは3つ
浸透し始めているとは言え、退職代行を初めて検討する方は不安を感じることも多いですよね。ここでは退職代行を活用するメリットを3つ紹介します。
代行業者を依頼することで得られるメリットは以下の3つです。
- 非対面で退職の意思を伝えられる
- 手続きにかかる時間を削減できる
- 次のステップに踏み出すことに時間をかけられる
メリット①非対面で退職の意思を伝えられる
上司に面と向かって「退職したいです」と伝えるのは、精神的に辛いですよね。特にパワハラを受けている場合や、社内の人間関係に悩んでいる場合は「逃げてしまいたい」と感じます。
しかし、退職代行を活用すれば非対面で退職を報告できます。退職届を自筆し、その書面を代行で伝えることが可能です。
そのため、顔を合わせたくない上司や同僚に合わず退職を成功させることができます。
メリット②手続きにかかる時間を削減できる
退職の意思を伝えてから退職するまでには、多くのステップがあります。退職に関する書類の提出や、引き継ぎ、保険証の返還など。
どれも会社に出向いて手続きするため「あと何回行くのだろう」とうんざりします。また、離職届の申請や源泉徴収票の発行なども依頼しなければならないため、退職の意思を伝えた後もまだ会社のことを考え続けて憂鬱な気分になる方もいるでしょう。
しかし、退職代行サービスを活用すれば上記の手続きを一貫して依頼可能です。なかには「翌日から会社に一度も行かず退職できた」というケースも多くあります。
手続きにかける時間とストレスを大幅に軽減したい方にとっておすすめの方法です。
メリット③次のステップに踏み出すことに時間をかけられる
退職代行に各種手続きを依頼することで、多くの時間が確保できます。その結果、転職活動や体を休める時間に有効活用できる点も魅力の1つです。
退職する方の多くは「早く次の転職先を見つけないと」とあせりますよね。しかし、退職に時間がかかってしまえば、転職活動に割く時間が減ったり、リフレッシュに使う時間がなくなってしまいます。
退職手続きにわずらわしさやストレスを感じた際は、退職代行サービスを利用して、新たなステップにじっくり時間をかけましょう。
退職代行を利用して逃げない場合に起こり得るリスク
退職代行を利用するのが逃げでないのは、退職していい理由があるだけではありません。辞めずに無理して働き続けることで、大きなリスクがあるからです。
- うつ病になり復職が難しくなる
- 転職に挑戦できる年齢でなくなる
うつ病になり復職が難しくなる
自分に合わない仕事や劣悪な職場環境で無理して働き続けると、うつ病などの精神疾患になる可能性があります。
もちろん仕事を頑張って続けることは大切です。しかしそれ以前に仕事とは人生を豊かにするためにするもので、無理して体を壊してしまっては本末転倒になってしまいます。
- 職場で頭痛、倦怠感、吐き気などが慢性的に起こる
- 不眠・食欲不振が続いている
- 常に不安感が続いている
- 朝夜急に泣けてくる
- 集中力が続かない
- 職場で常に緊張していて、ミスを連発する
- やる気が起きない
- 何をしていても楽しくない
このような症状が2週間以上続いているなら、一度心療内科を受診してみましょう。放置して症状を悪化させてから退職すると、治療に時間がかかり社会復帰が困難になることもあります。早めに対処することが大切です。
具体的な事例
営業職として働くAさんは、上司からの威圧的な物言いや仕事量が原因で、ここ数年体調不良を感じることが増えました。課で掲げた目標に対して数値が低いと「サボっているんじゃないのか」「もっとできることがあるはずだ」と抽象的に指摘をしてきました。
Aさんは毎日数字を上げるために、飛び込み営業や、資料作成を工夫してなんとか上司の期待に応えられるよう努力を続けていました。
しかし、Aさんはだんだん食欲がなくなり体重はこの1年で10キロ落ち、眠れない日が続くように。また、寝不足もあってかルーティン業務でミスを頻発して上司に叱責される機会が増加しました。そして数週間前からは「もう仕事も生きることも辞めたい。楽になりたい」と考えるように。Aさんは既婚者だったため、妻が「夫の様子がおかしい」と異変を感じ、話を聞くとパワハラと過労でうつ症状が出始めていることに気が付きました。
Aさんはすぐに心療内科にかかり、妻の勧めもあって退職代行を使って退職に成功しました。妻がAさんの異変に気付き、退職を勧めてくれたことが幸いし、Aさんは3ヶ月の休養を経て転職に成功しました。
パワハラからうつ病になるケースは業種問わず増加しており、退職代行に依頼される方の中にもいらっしゃいます。このようなケースの場合は、退職代行のように第三者の力を借りて退職を目指すことをおすすめします。
転職に挑戦できる年齢でなくなる
転職は若ければ若いほどチャンスが多いのが実情です。退職する覚悟が決まらず先延ばしにしてしまうと、自分の将来の可能性を閉ざすことになりかねません。
年齢が若いほどスキルよりも、今後の可能性ややる気を重視して採用してくれる会社が多い一方で、年齢が高くなるほど経験や能力、ポジションを重視され希望する業界や職種によっては採用されにくくなります。
やりたいことや挑戦してみたいことがあるのなら、退職の覚悟は早くするに越したことありません。
具体的な事例
大学を出てすぐに現在の会社に就職したBさん。勤続年数は15年を超え、部下を指導する機会が増えてきました。しかし、会社は小規模なため、昇給も見込めず、業務内容はそれほどまで多くないため、この15年の間に社内の仕事は一通り覚えました。現状では不自由なく働けていますが、飲み会で同級生の華々しい活躍を聞くと「転職して次のステージに挑戦したい」と考えるように。そこで社長に退職の意思を伝えたものの「無理」「人さえいたら辞めてもらっていいから、人を代わりに連れてきて」と非情な対応をされ、ネットで見かけた退職代行を利用しました。
最初は新卒からお世話になった会社のため、円満退社を目指していましたが、社長の「人さえいれば良い」という対応に心が離れたBさん。退職代行を使ったことで手続きが簡略化でき、同業の会社から受けていたオファーを経て、福利厚生が充実した会社に転職できました。
転職には年齢が付きまといます。「35を過ぎたら転職は難しい」と言われる業種もあるため、キャリアを考える中で所属する会社に不安を感じたら、退職も視野にいれましょう。
逃げと言われても退職代行を使って辞めたほうがいいケース
退職代行は退職の手段なので、利用するかどうかは個人の判断になります。しかし例え「逃げ」「甘え」と言われても、退職代行を利用して辞めたほうがいいケースもあります。
- 会社が退職に応じてくれない
- 退職を申し出たら脅された
- 会社にいることで心身に悪影響が出ている
会社が退職に応じてくれない
上司に「辞めたいです」と訴えても、「考えるからもう少し待ってほしい」と言われても返事がいつまでももらえないと退職できません。また辞表を出しても「今は忙しいから」と受け取ってもらえないこともあるでしょう。
会社がまともに取り合ってくれないと、自力で退職の話を進めることは困難です。退職代行なら法律に則って、会社に依頼人の退職を合意させることができます。
退職を申し出たら脅された
Aさん
Bさん
オイトマスタッフ
退職代行を利用すれば、会社がどんな脅しをかけてきても退職可能です。もちろん退職後に会社から嫌がらせを受けないようにしてくれるので、安心して退職できます。
会社にいることで心身に悪影響が出ている
Aさん
Bさん
仕事はしたいけど、上司のパワハラや職場環境によって心身に影響が出ている場合は一番退職代行を利用したほうがいいケースだといえます。
真面目に頑張ろうとすればするほど症状は重くなり、自力での退職は難しくなっていきます。手遅れになる前に退職代行を利用して退職するべきです。
退職代行に依頼するとき確認すべき5つのポイント
退職代行業者は今では50社以上存在し、対応できる範囲や提供しているサービスはさまざまです。
- 相談は無料でできるか
- 即日退職可能か
- 退職の成功率の高さ
- 運営元はどこなのか
- 料金システム
思い通りの退職を成功させるために、業者選びのポイントをおさえておきましょう。
ポイント1:相談は無料でできるか
退職代行業者を探すなら、インターネットから簡単に検索できます。退職代行を依頼するときに確認すべき最初のポイントは、ホームページに「無料相談」と明示されているかどうかです。
まだ退職代行を利用するか迷っている段階で、料金を払わなくてはいけないのは嫌ですよね。「無料相談」をしていない業者は悪質業者が多く、料金を支払った後何の連絡もないといった詐欺に遭う可能性もありますので注意が必要です。
一方「無料相談」可能な場合は実績豊富な業者がほとんどです。あなたが不安に思っていることにも明確に答えてくれるので、安心して依頼できます。
また「無料相談」できる業者には「24時間365時間相談OK」なところもありますので、仕事の時間が不規則ない人でも時間を気にせず相談可能です。
さらに電話だけでなく、LINEで連絡できる業者はおすすめできます。LINEはトーク履歴が残り、後で相談内容を確認できるので安心です。
ポイント2:即日退職可能か
退職代行業者には「即日対応」と「即日退職」の業者があります。
- 即日対応…依頼した日に会社に連絡可能。その日に退職できるかはわからない
- 即日退職…依頼した日に会社に連絡。その日に退職できる
どちらも依頼した日から退職作業を開始してくれますが、「即日対応」の場合はその日のうちに退職できるわけではありません。一日も早く会社と縁を切りたいという場合は、必ず「即日退職」の業者を選びましょう。
ポイント3:退職の成功率の高さ
同じように対応が丁寧であっても、「成功率100%」と「成功率30%」の業者だったら間違いなく前者に依頼したいですよね。
退職代行業者を選ぶポイントではずしたくないのが「成功率の高さ」です。自信のある業者なら、当然ホームページ上に『成功率100%』と記載があります。
また口コミ・評判を見てみるのも実績のある業者を選ぶコツです。口コミ・評判には実際に利用した人達の正直な意見がたくさん書きこまれています。評判のいい業者を選べば、退職はほとんど成功したようなものといえるでしょう。
ポイント4:運営元はどこなのか
退職代行には大きく分けて「民間企業」「労働組合」「弁護士」の3つの運営元があります。どの業者に依頼しても「依頼人に代わって退職の意思を伝えてくれる」ことに変わりありません。
退職代行業者に依頼するとき気を付けたいのは「非弁業者」に依頼することです。非弁業者はおもに「民間企業」の業者が該当します。
非弁業者は会社との交渉ができません。万が一この業者が交渉を行った場合は違法となります。
運営元 | 退職に関する交渉 |
---|---|
民間企業 | できない |
労働組合 | できる |
弁護士 | できる |
もし会社が「本人からの直接の申し出ではなければ、退職は受け入れない」という姿勢を示して場合、非弁業者では対応できないので退職自体が失敗する可能性があります。確実に退職を成功させたいなら、「労働組合」か「弁護士」が運営元の退職代行業者を選びましょう。
ポイント5:料金システム
運営元別の退職代行業者の料金相場は以下の通りです。
運営元 | 料金相場 |
---|---|
民間企業 | 20,000~50,000円 |
労働組合 | 25,000~50,000円 |
弁護士 | 50,000~100,000円 |
料金相場も大切ですが、料金システムも必ず確認するようにしましょう。
一番おすすめできるのは「追加料金0円」の業者です。例えばホームページ上に「20,000円」と書かれていてもいろいろとサービスを追加した結果、料金が高額になっては困ります。
「追加料金0円」ならば、その業者が行っているサービスを追加料金なしでフルに活用できるので安心です。
退職代行を利用して会社を辞めるまでの流れ
退職代行を利用するためには、「契約や手続きなど難しいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、おおまかにはたったの3ステップで完了します。
- ステップ①退職に関する相談をする
- ステップ②料金を支払う
- ステップ③退職の交渉
依頼する業者を決めてしまえば、辞めるまでの流れは驚くほど簡単です。順番に見ていきましょう。
ステップ①退職に関する相談をする
まずは無料相談のできる退職業者を見つけて、相談してみましょう。もちろんこの段階では料金は発生しませんので、退職に関することは何度でもどんなことでも相談可能です。
- 会社に脅された
- 未払いの給料がある
- 有給を全部取得して辞めたい
- 心身に影響が出ている
自分の状況を伝えて、対応してもらえるか確認しましょう。
また料金の確認も忘れずに。低価格を掲げていても別途オプション料金のかかるシステムだと、結局高額を支払うことになりかねません。料金面で一番安心なのは「追加料金0円」の業者です。
退職は自力でできればお金のかからないものです。わざわざお金をかけるのなら、必ず納得いく料金で依頼するようにしましょう。
ステップ②料金を支払う
依頼する業者が決まったら、料金を支払います。退職代行はほとんどの業者が前払い制です。
多くの業者が「銀行振込」と「クレジットカード払い」を支払い方法として採用しています。
もし1分1秒でも早く退職したい場合には「クレジットカード払い」がおすすめです。「銀行振込」は振込の時間帯によっては銀行の翌営業日扱いになります。そのため退職作業への着手が遅くなる可能性があります。
ステップ③退職の交渉
業者が入金確認をしたら、業者に必要な情報を伝えます。
- 依頼者の個人情報(氏名、生年月日、電話番号、雇用形態、勤続年数など)
- 会社の情報(会社名、電話番号など)
- 会社に連絡してほしい日時、連絡の宛先
- 希望の退職時期
- 未払給与、退職金、有休消化など会社と交渉してほしいこと
情報の共有が終わったら、退職手続きが始まります。ここから依頼人は基本的に何もすることはありません。業者から退職完了の報告を待つのみです。
退職代行業者が間に入っているのにも関わらず、ごくまれに強引な会社が直接電話をしてくることがあります。しかし対応する必要はまったくありません。このような場合は退職代行業者に連絡して、対応してもらうようにしましょう。
業者から退職完了の連絡をもらい、会社から退職に必要な書類をもらったら晴れて退職完了ということになります。
退職代行が「逃げ」と言われる3つの理由
SNSを見ていると「退職代行は逃げ」というコメントを多く見かけます。しかし、正しい手続きを踏んで退職可能な代行サービスはなぜ「逃げ」と言われるのでしょうか。理由としては下記の3つが挙げられます。
- 勇気がないヤツと判断される
- 退職に費用が発生することが非常識と捉えられる
- 礼儀に欠けると判断される
理由①「自分で言い出す勇気がない」と判断されるから
退職代行サービスは「退職者に代わって退職の意思を伝え、手続きすること」のため、直接会社に行く必要がありません。しかし、会社に来ず退職する点だけを見て「自分で切り出せないヤツ」と判断され、勇気がないと判断されます。
しかし、退職希望者が業者に依頼するまでは多くの葛藤があったかと思います。その点を考慮すると、勇気がないとは言えません。
様々な方法を検討して、代行サービスが最適と判断する慎重な姿勢はとてもすばらしいものです。恥じることはありません。
理由②退職にお金をかけるのは非常識と判断されるから
退職代行を敬遠する方の中には「退職に何万円もかけるのは非常識だ」という方もいます。「退職は自由にできるものなのに、なぜわざわざお金をかけるのか」と考えるのでしょう。
退職は自由です。しかし、様々な背景により自由に退職できない方が増加しています。実際に退職代行サービスを利用する方も年々増えています。
そのため、一概に「退職にお金をかけるのは悪」といい切ることはできません。OITOMAのような労働組合が運営する退職代行サービスの場合は、金額以上に得られるものを提供できます。
理由③マナーがなっていないと感じられるから
「顔も合わせず退職するなんてマナーがなっていない」と感じる方もいるでしょう。しかし、パワハラや嫌がらせによる体調不良が原因で退職する場合は、顔を合わせることでより症状が悪化する可能性があります。
そのため、体調不良で退職する際は一般的なマナーよりも「自身の安全」を考慮しましょう。「マナーはわかっているけど、体が言うことをきかない」というケースでは退職代行サービスの活用が有効です。
退職代行は逃げじゃない!【退職する一つの手段に過ぎない】まとめ
退職代行は逃げではありません。退職する手段の一つです。劣悪な職場環境や上司のパワハラ、心身に影響が出てツライなど、自力で退職が難しいときには積極的に力を借りるべきです。
仕事を頑張るのはいいことですが、無理して働き続けて自分を壊していては意味がありません。
ツライときは早く退職の決断をしましょう。転職は今どき珍しくないですし、年齢が若いほど転職のチャンスは多いです。決断を迷って自分の可能性を閉ざさないようにしてください。