完全にやる気を失った？仕事を続けるべきか辞めるべきかの判断方法

無理して働き続けていると、ある日突然”限界状態”がくる時ってありますよね。
キャリーオーバーで気持ちがプツンと切れたようにやる気を失ってしまった方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、仕事で急にやる気を失った方のために「やる気がなくなる理由」「仕事のモチベーションを上げる方法」をご紹介します。

辞める際に”スパッと決断”するための判断基準もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

仕事のやる気がなくなる瞬間は見過ごしてはいけない！その理由とは？

 

仕事のやる気を失った方のなかには、「どうして無気力になってしまったんだろう？」と考えている方も多いのではないでしょうか？

それぞれ、紹介します。

やる気を失うのは「仕事や職場が合っていない」から

仕事のやる気がなくなる理由の1つに、仕事内容のミスマッチがあります。
「営業が苦手なのに営業をしている」など苦手なことをしている場合、だれでもやる気はでないでしょう。

また仕事内容だけでなく、”職場のミスマッチ”もあります。

「職場の雰囲気が好きじゃない」「周りの社員と波長が合わない」と思う場合、モチベーションも湧いてきません。

仕事を辞めて転職を検討するベストなタイミング

仕事のやる気がなくなる理由の1つに、転職のベストタイミングがあります。
「仕事に飽きた」「もっとレベルの高い仕事がしたい」と思う場合、心の底で転職を望んでいるかもしれません。

やる気がなくなるのは転職を考える良い機会です。
「ターニングポイントが到来した！」と思って前向きに転職活動をしてみてください。

「完全にやる気を失った」と仕事へのモチベーションが低下する原因

 

「完全にやる気を失った」と仕事へのモチベーションが低下する原因は、次の内容が考えられます。

原因①仕事の目標が何もない

仕事へのやる気を失ったと感じる大きな要因は仕事に対して目標が何もないことです。

目標が無いと日々の業務が作業化し単調に感じたり、達成感ややりがいを見失いやすくなります。
その結果として、「仕事への意欲低下」「生産性の低下」「ミスの増加」に繋がってきます。

明確な目標設定をすることで、目標達成に向けたモチベーションの向上に大きな影響を与えます。
モチベーションが低下していると感じる方は、まず仕事に対して何かしらの目標を設定してみましょう。

原因②目標に向かって進んでいる実感がない

目標に対しての進捗が実感できないことも、仕事へのやる気を失ったと感じる大きな要因です。

目標設定はしているものの、その目標に対しての進捗を実感することができなければ、「この仕事を継続する事に意味があるのか」と疑問を感じてしまいます。

現状の仕事を継続していても、自分自身で描くキャリアプランが達成できないと感じるのであれば、部署異動や転職も検討してみてはいかがでしょうか。

原因③業務内容・人間関係などで精神的に疲れている

精神的な疲労は、仕事へのやる気を失ったと感じる大きな原因となります。

難しいノルマや長時間労働、人間関係の悪化は精神的なストレスとなり、結果としてモチベーションの低下に繋がります。

過剰な競争やハラスメント、コミュニケーション不足は関係悪化を引き起こすケースが多く、仕事の効率低下、最悪の場合は退職を検討せざるを得ない状況になります。

業務内容や人間関係で仕事へのモチベーションが低下していると感じる方は、部署異動や人間関係改善によって自然と仕事へのやる気が出てくる可能性があります。

原因④正当な評価や報酬を得られていない

仕事で「評価や報酬が適切に行われていない」と感じると、仕事へのやる気を失うことがあります。

例えば、「先輩より成果を上げているのに評価をしてもらえない」「プロジェクトの成功に対して報酬が伴わない」などの状況だと、「頑張る意味がない」「やりがいが見いだせない」と感じることでしょう。

同僚の評価が高いのに、自分はそうではない状況に身を置くと、不公平に感じてしまい、更にやる気を失う原因となる可能性があります。

原因⑤プライベートが充実していない

プライベートの充実度の低下も、仕事のやる気に影響を及ぼす可能性があります。
これはプライベートが充実していないとメンタルに影響を及ぼすからです。

家族や友人との繋がりが少なかったり、趣味に没頭できなかったりすることで、日頃の疲労をリセットすることができず、仕事のパフォーマンス低下に繋がる恐れがあります。

原因⑥純粋に仕事が辛い

色々な要因をあげてきましたが、根本的な理由は仕事が辛いということに帰着する人も多いのではないでしょうか。

繁忙期などで一時的であれば問題ありませんが、長期にわたって続くことで仕事の意欲低下を引き起こします。

完全にやる気を失った状態で仕事を継続するリスク

 

「完全にやる気を失った」という状況の中で、仕事を継続する事にはリスクが伴います。

それぞれについて詳しく解説をしていきます。

リスク①メンタルが悪化する

仕事へのやる気がない状態で仕事を継続すると、メンタルが悪化する可能性があります。

これは仕事へのやる気がないまま仕事を継続する事がストレスとなり、そのストレスが積み重なると精神面に負担がかかるからです。
メンタルが悪化することで生じるリスクは、以下のようなものが考えられます。

この状態は日常生活に支障をきたしたり、長期療養を余儀なくすることもあります。
やる気が出ないという状況が続く場合は、専門家への相談や休養、転職を検討しましょう。

リスク②人生の時間を無駄にする

仕事のやる気が出ない状態で仕事を継続すると、人生の大切な時間を無駄に過ごすこととなります。

意欲がないまま働き続けても自己成長を見込みことはできません。
これは仕事へのやる気がない状態では、新しいスキルや知識、成果の向上が期待できないからです。
やる気がmない状態では、評価や周囲の目を気にすることもなく、頑張って評価を上げようとしたり、主体的に成長に励んだりしなくなります。

その結果、自己成長の機会を逃し、将来的なキャリアにも悪影響を及ぼす可能性が高いのです。
特に20～30代はキャリアにおいて重要な時期と位置付けられており、この時期に仕事へのやる気のない状態で過ごすのはもったいないです。

完全にやる気がない状態であれば、早めに区切りをつけて、新しい職場を探すと良いでしょう。

リスク③仕事の生産性が低下する

仕事の生産性が低下することもリスクの1つです。

仕事へのやる気を失っていると、集中力の低下により作業効率が著しく低下します。
その結果、「ミスの増加」「納期への遅延」などが発生する可能性が高くなります。

この様な状況が継続して発生すると、社内・社外からの評価や信頼が低下してしまうリスクも同時に発生します。
職場での立場だけならまだしも、減給や解雇などの生活に直結する影響が発生することもあります。

「自身の評価を落とさない」「自身の生活を守る」ためにも、仕事へのやる気を失った場合には、早急な行動が求められます。

リスク④転職する際に困る

やる気を失った状態で仕事を続けると、転職をする際に困ります。
これは、やる気を失った状態で仕事を継続すると、成果や実績を上げようとせず、評価も低下することが多いからです。

転職は書類や面接で自分自身をアピールすることが求められますが、目立った実績を紹介することができず、採用担当者から不信感を抱かれる可能性があります。

併せて自己肯定感も低くなるので、自信を持って自分をアピールすることもできないという可能性もあります。

やる気のない状態で仕事を継続し続ける事の無いように、早めに行動をする様に心がけましょう。

完全にやる気を失った仕事を辞めるべきかどうかの判断基準

 

すでに転職を検討している方のなかには、「本当に辞めても大丈夫なんだろうか？」と考えている方も多いのではないでしょうか？

それぞれ、紹介します。

基準①うつ病気味など心身に不調をきたしている

仕事を辞める際の判断基準の1つに、心身の不調があります。
すでに重い精神病にかかっている場合、仕事を辞めて働きやすい職場に転職した方がいいかもしれません。

軽い症状だったとしても、今後重症化する可能性があるので注意が必要です。
病院で「うつ気味ですね」と言われたことのある方は退職を検討してみましょう。

基準②働き続けても評価されず十分な報酬が貰えない

仕事を辞める際の判断基準の1つに、給料の低さがあります。

「仕事で結果を出しても給料アップしない」「もともとの給料が低すぎる」といった場合、会社を辞めた方がいいかもしれません。

仮に給料アップを希望したとしても、会社の体制に関わる話なので、一社員が声をあげても無駄な可能性が高いです。

世の中には結果を出せば給料アップしてくれる会社が存在するので、努力に見合った報酬がほしい方は転職を検討してみてください。

基準③単純作業ばかりで自己成長が見込めない

仕事を辞める際の判断基準の1つに、自己成長の可能性があります。

その会社で「まだまだスキルアップできるか？」「多くのことを学べるか？」はあなたの将来にとって大きな問題です。

単純作業ばかりでは、転職しても役に立たない”能無し人間”となってしまうからです。

転職時に「あなたのような人を待っていた！」といってもらえるような人材になるためにも、早めのうちにスキルアップできる会社に転職しましょう。

基準④いつも理不尽な理由で怒られている

仕事を辞める際の判断基準の1つに、職場の理不尽さがあります。
いつも理不尽に怒られる場合、もっと健全な職場への転職を考えた方がいいかもしれません。

たとえば、「よくある理不尽」は以下です。

理不尽が横行している職場は”ストレス製造機”そのものです。
ストレスの蓄積で「気づいたら重度のうつ病に…」とならないためにも、早めに手を打ちましょう。

完全にやる気を失った仕事のモチベーションを上げる方法

 

転職を検討している方のなかには、「やる気を復活させる方法はないのだろうか？」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

それぞれ、紹介します。

方法①部署異動を申し出て新しい仕事をしてみる

仕事のモチベーションを上げる方法の1つに、部署異動があります。
部署異動をすれば、仕事内容や人間関係がガラッと変化し、やる気が復活するかもしれません。

フレッシュな気分で仕事をしたい方は部署異動を申請してみてください。

方法②副業を始めて今の仕事のスキルを活かしてみる

仕事のモチベーションを上げる方法の1つに、副業を始めるがあります。
副業を始めれば「自分だけでも稼げる！！」という実感が湧き、エネルギーが湧いてくるかもしれません。

早めに稼ぎたい方は、以下のように「今のスキルを活かした副業」がおすすめです。

資格があれば、なおGOODです。

「クラウドワークス」「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトを利用すればスキルを活かして副業ができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

方法③メンターや友達などに相談する

仕事のモチベーションを上げる方法の1つに、信頼できる人への相談があります。

どうしてもやる気が上がらない場合、頼れる友達に相談して励ましてもらいましょう。
仕事のメンターがいればその人からアドバイスをもらうのもアリです。

あなたと「似た価値観」で「似た苦しみを味わった」ことのある人であれば、”効果的なモチベアップ方法”を教えてくれるかもしれません。

方法④休職・有給休暇を取ってリフレッシュをする

仕事のモチベーションを上げる方法の1つに、長期休暇でリフレッシュがあります。
ゆっくり休みを取れば、「なぜ悩んでいたんだろうか？」と気にならなくなるかもしれません。

「有給休暇の取得」や「休職の申請」をすれば休めるので、沈んだ気分を一旦忘れたい方は休むことを前向きに検討してみてください。

仕事のモチベーションがなくなったら転職もアリ！

 

仕事のやる気が出ない方のなかには、「思い切って辞めちゃおうかな？」と思っている方も多いのではないでしょうか？

結論、仕事のモチベーションがなくなったら転職もアリです。

転職のメリットには以下があります。

転職すれば、今のモヤモヤが一気に解消されるかもしれません。

新しい環境に慣れるまでに時間はかかりますが、うまくいけば収入アップやスキルアップにつながるでしょう。

完全にやる気を失った仕事の解決方法2選

モチベーションを上げてもう一度頑張ろうと思えれば一番いいですが、逆に自分自身の限界を感じる方も多数いるかと思います。

そんな自分の限界を感じてしまった方に向けて、完全にやる気を失ってしまった仕事の解決方法を3つご紹介します。

方法①仕事を辞める

「仕事を辞める」と言う選択は非常に有効的です。

モチベーションが下がり続けている状態で仕事を継続しても、自分の人生を棒に振る可能性があります。

実際に仕事を辞めることで、「ストレスからの解放」「人生設計の再設計」「QOLの向上」などのメリットを得ることができます。

仕事を辞めたらその後の収入の部分が不安だという方は、ぜひ失業手当などのを最大10ヶ月GETできる「退職給付金ナビ」へ相談してみましょう。

方法②カウンセラーに相談をする

カウンセラーに相談をすることは、自分の仕事へのやる気を失った原因を解明することに役立ちます。

カウンセラーには2つの種類があるのをご存知でしょうか。

• • キャリアカウンセラー
    個人のスキルや経験・興味・価値観などを明確にし、相談者にマッチした仕事を紹介するサポート
  • 心理カウンセラー
    仕事や人生などの悩みを解決に導くサポート

役割が異なるため、両方に相談したり、必要な方のみに相談したりしてみてください。

相談をする際は、やる気を失った要因が「仕事内容」なのか、「職場の環境（人間関係など）」なのかを見極めてから相談するようにしましょう。

よく心療内科とカウンセラーを混同する人がいますが、全くの別物になりますので注意してください。

• 心療内科
  うつ病などの病気の診断が可能になり、薬の処方が可能
• カウンセラー
  話を聞いたり、アドバイスをすることのみ

うつ病や適応障害などの診断を受けて傷病手当を受給することを考える場合は、オンライン対応可能な「かもみ〜る心のクリニック」をご活用してみてはいかがでしょうか。

辞めると言いにくい人は退職代行を使おう

 

上司に退職を言い出せない方には、ズバリ退職代行がおすすめです。
あなたの代わりに、業者がめんどうな手続きをすべて対応してくれます。

退職代行のメリットが気になる方は以下をご覧ください。

退職代行は丸投げできるのがメリットです。
「上司への連絡」も「退職日の交渉」も肩代わりしてくれます。

ラクに退職できるので、めんどうを避けたい方はぜひ検討してみてください。

退職代行を使って仕事を辞めるまでの流れ

退職代行の流れに難しいことなく、たったの3ステップで完了します。

気になる「退職代行の流れ」は以下です。

退職代行の流れはいたってシンプルです。
「相談→振込→情報共有」であとはすべて業者にお任せ。

多くの人が退職代行で”スパッと退職”しているので、気になる方はぜひ利用してみてください。

仕事のやる気がなくなった人の体験談

 

転職を検討している方のなかには、「自分と似たような人の話を聞いてみたい！」と思っている方も多いのではないでしょうか？

それぞれ、紹介します。

仕事のやる気がなくなった30代男性

2年継続して働いていましたが、ある日突然やる気ゼロになりました。
おもな原因は「作業内容のマンネリ」です。

毎日ずっと同じような仕事の繰り返しだったので、”極度の飽き”が来てしまいました。
結局、新しい転職先を見つけて職場を変えましたが、やっぱり仕事にも「新鮮さは必要だな」と思います。

仕事がどうでもよくなってしまった20代女性

事務職でパソコンを使う仕事で、”座りっぱなしの毎日”でした。

もともと体を動かすのが好きだったので、仕事が性に合わず、ある日から「もう無理かも…」と急にやる気がなくなりました。

「ミスマッチな仕事はするものじゃないな」と思いながら転職活動をし、今は営業職でバリバリ働いています。

よくある質問Q＆A【完全にやる気を失ったのは甘え？】

完全にやる気を失った？仕事を続けるべきか辞めるべきかの判断方法まとめ

 

いかがでしたか？
仕事で急にやる気を失った方のために「やる気がなくなる理由」「仕事のモチベーションを上げる方法」をご紹介しました。

それでは今回のまとめです。

「この会社はもうダメだな」と思った方は、転職を検討してみましょう。
世の中に会社はゴマンとあるので、わざわざ1つの会社にとどまる必要はありません。

また、上司に退職を言い出しづらい場合、「退職代行」という便利なサービスもあります。
会社に連絡せずに即日退職できるので、気になる方はぜひ利用してみてください。