Bさん
Aさん
うつで退職したいと思った時、自分と似たような状況にあった人の体験談が気になりますよね。
退職した人の体験談を見て、「自分が退職した時に後悔しないようにしたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今の会社を退職することを検討している方のために、「うつ病で退職して良かった人の体験談」や「うつ病で退職して後悔してしまった人の体験談」をご紹介します。
退職者の体験談だけでなく、退職する際のメリットデメリットの一覧もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
うつ病で退職して良かった人の体験談3選
今の会社の退職を検討している方の中には、「退職してうまくいくイメージが湧かない……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- ストレスの原因となっていた上司から解放された20代男性
- 退職した選択肢は間違ってなかったと感じた30代男性
- ストレスフルな状況から脱出できた20代女性
ストレスの原因となっていた上司から解放された20代男性

年齢:25歳
勤続年数:3年
自分が配属された部署の上司が嫌味を言ってくるので、毎日がストレスでした。最初は「少しくらい我慢すればいいか」と思っていましたが、段々とその不満は大きくなり、うつ病になりそうだったので、退職することにしました。会社を辞めた後は、上司から解放されて最高な気分です。以前よりも前向きに将来のことを考えられています。
退職した選択肢は間違ってなかったと感じた30代男性

年齢:32歳
勤続年数:4年
職場の仕事内容は好きでしたが、人間関係に不満がありました。周りには話の合う人がおらず、同年代の同僚もいませんでした。今では無事に転職に成功し、気の合う人と仕事ができているので満足です。他に働ける会社はいくらでもあるので、仕事がうつで辛い方は、退職を前向きに考えてみると良いと思います。
ストレスフルな状況から脱出できた20代女性

年齢:26歳
勤続年数:2年
上司から嫌がらせかのように大量の仕事を振られるので、会社に行くのが毎日しんどかったです。もっと良い職場があるはずだと思って退職したところ、以前よりも良い条件の職場に転職できました。あのまま我慢して働き続けていたらうつ病まっしぐらだったので、すぐに退職して良かったです。

うつ病で退職して後悔してしまった人の体験談3選
退職者のリアルな声が気になる方の中には、「念のため、退職して後悔した人の体験談も見ておきたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- いきなり退職するのではなく休職すれば良かった
- 職場を変えてみたがうつ病は治らず根本解決にならなかった
- 再び働き出すのが億劫になってしまった
いきなり退職するのではなく休職すれば良かった

年齢:27歳
勤続年数:3年
仕事がキツすぎて、勢いで退職してしまいました。冷静に考えれば休職という制度もあったので、すぐに辞める必要はなかったかもしれません。まだ転職先は見つかっておらず無職なので、早いうちに次の職に就きたいと思います。これから退職する方は、休職という選択肢も検討したうえで退職の決断をすることをおすすめします。
職場を変えてみたがうつ病は治らず根本解決にならなかった

年齢:34歳
勤続年数:5年
前の職場に不満が多くて転職しました。ですが、今の職場もなんだかんだストレスが多くて、結局うつ病は治っていない状態です。会社を辞める場合、なぜ辞めるのか?何にストレスを感じているのか?を明確にしたうえで辞めた方が良いかもしれません。私のように、二の舞にならないように気をつけてください。
再び働き出すのが億劫になってしまった

年齢:25歳
勤続年数:3年
仕事で思うように結果が出ず、毎日上司に怒られるのが嫌で退職を決意しました。思い切って退職したのは良いものの、「またストレスの多い職場だったらどうしよう」という不安が頭をよぎってしまい、転職活動になかなか積極的になれません。とはいえ、収入ゼロの状態ではずっといられないので、早めに次の転職先を見つけたいところです。

うつ病が進行する前に退職すべき理由とは?
現在うつ病で苦しんでいる方の中には、「このまま働き続けるか、退職するかどうしよう……」と迷っている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- 理由①うつ病が重症化すると復帰に時間がかかるから
- 理由②昔と比べて今は転職するのが当たり前な時代だから
- 理由③会社はあなたの人生を全面的に守ってくれるわけではないから
理由①うつ病が重症化すると復帰に時間がかかるから
現在うつ病に苦しんでいて仕事に行きたくない場合、退職を前向きに検討してみるのがおすすめです。
うつ病が重症化すると復帰に時間がかかり、場合によっては治療に1年以上を要するため、早めに対処しましょう。
品川メンタルクリニックのサイトでは、以下の通り早期回復が推奨されています。
一度発症すると、時間が経つほど症状が重くなっていく傾向があります。
重症になるほど回復が難しくなる傾向もあるため、できるだけ早く治療を開始することが早期回復のカギです。
引用:品川メンタルクリニック
うつ病が重症化して働けない状態になってしまった場合、収入源を確保するのは困難になります。
仕事がうつで辛い方は、手遅れになる前に対策を打ちましょう。
理由②昔と比べて今は転職するのが当たり前な時代だから
うつ病で退職できずにいる方の中には、退職に対してなんとなく抵抗を感じているだけの方も多いでしょう。
しかし実際のところ、退職をそこまでネガティブに捉える必要はありません。
今は昔と比べて転職するのが当たり前な時代なので、堂々と退職してOKです。
リクナビのアンケート調査では、約半数の人が「実際に転職した」と回答しています。

出典:リクナビNEXT
上記の調査によると、およそ2人に1人が転職している時代なので、退職に抵抗を感じる必要はありません。
理由③会社はあなたの人生を全面的に守ってくれるわけではないから
うつ病が進行して取り返しがつかない状態になる前に、退職を前向きに考えてみましょう。
なぜなら、会社はあなたの人生を全面的に守ってくれるわけではないからです。
会社が第一に優先するのは”会社の利益”であり、社員の人生を守ることではないので、最終的には「自分で自分を守る意識」が大切になります。
会社からは毎月給料が貰えたり福利厚生で幾分かの恩恵を受けられたりしますが、それらによってうつ病が消えるわけではありません。

うつ病で退職する際のメリット・デメリット一覧
うつ病で退職する際のメリット・デメリットをご紹介します。
うつ病で退職する際のメリット
- 精神的な苦痛から解放される
- 復職までの期間、失業保険・傷病手当のサポートがある
- 前向きな思考で自分の将来について考えられる
- 楽しいことを楽しいと感じられるようになる
うつ病で退職する際のデメリット
- 次の転職先を探さなければならない
- 毎月の収入がなくなり、生活費の面で不安になる
うつ病で退職すると会社からの収入は無くなりますが、代わりに失業保険や傷病手当のサポートを受けられます。
国からの金銭的な支援があるおかげで、生活費のすべてを貯金から賄う必要はないので安心してください。

うつ病で退職したほうが良い人の特徴
現在うつ病で苦しんでいる方の中には、退職するメリットデメリットを知ってもなお、退職の決心がつかずに迷っている方もいるのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- 上司からパワハラやセクハラといったハラスメントを受けている
- 会社でのストレスが不眠症など心身に影響を及ぼしている
- 会社にうつ病のことを相談したがまともに取り合ってくれない
上司からパワハラやセクハラといったハラスメントを受けている
上司からパワハラやセクハラを受けている方は、退職を前向きに検討してみましょう。
なぜなら、ハラスメント問題は解決するのが難しいからです。
「仕事がうまくできない」という悩みであれば、いずれ業務に慣れて解決するかもしれませんが、ハラスメント問題は時間が経過しても上司がいる限り解決しません。
イヤな上司が良い上司に変わるという可能性も考えにくいので、早いうちに見切りをつけて退職してしまう方が良いでしょう。
会社でのストレスが不眠症など心身に影響を及ぼしている
会社のストレスで不眠症に陥っている方は、退職を前向きに考えてみましょう。
不眠症は仕事の集中力を低下させる原因になり、仕事のミスにつながります。
仕事でミスをすると上司から怒られてストレスが溜まり、不眠症が悪化して”負のループ”です。
不眠症以外にも、「頭痛・動悸・食欲不振」など心身にネガティブな影響が出ている場合、会社のストレスが原因かもしれないので、身体からのSOSとして受け止めておきましょう。
会社にうつ病のことを相談したがまともに取り合ってくれない
会社にうつ病のことを相談してもまともに取り合ってくれない場合、退職を前向きに検討してみましょう。
社員を大切にしてくれない会社で働き続けても良いことはないので、今よりもサポートの手厚い職場への転職を考えてみるのがおすすめです。
うつ病の相談先に困っている方は、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』を利用してみましょう。
こころの耳は見知らぬ個人のサイトではなく、厚生労働省が運営している安心できるサイトです。
電話やメールの他に、LINEでも相談可能なので気軽に利用してみてください。

うつ病で退職した方が良いかもと思った時の対処法3選
うつ病で退職を検討している方の中には、「これからの具体的にどうしたらいいんだろう?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- 対処法①ネットで完結するストレス診断を受けてみる
- 対処法②病院に行き、医師に診察してもらう
- 対処法③どうしても辛いなら退職代行で即日退職する
対処法①ネットで完結するストレス診断を受けてみる
うつ病で退職した方が良いかもと思った場合、まずはストレス診断を受けてみるのがおすすめです。
ストレス診断を受ければ、客観的に自身のストレスレベルを確認できるので、退職するかどうかの確かな判断材料になります。
ストレス診断はネットで簡単に受けられるので、気軽に診断してみてください。
先ほどご紹介した『こころの耳』のサイトでストレス診断が可能です。
57問の質問に回答していくだけの診断方法となっており、5分程度で診断完了します。
対処法②病院に行き、医師に診察してもらう
うつ病で退職した方が良いかもと思った場合、病院で診察してもらうのもおすすめです。
先ほどご紹介したストレス診断はざっくりとした結果しか表示されませんが、病院で診察してもらう場合、医師と直接話せるので自身の状況に合ったアドバイスが貰えます。
また、病院で”診断書”を貰っておけば、退職の際に上司を説得する材料になります。
「今の状況を詳しく知りたい」「診断書を貰って退職しやすくしたい」と思う方は病院で診察してもらうことを検討してみましょう。
対処法③どうしても辛いなら退職代行で即日退職する
うつ病で退職したいけど上司に言い出せない場合、退職代行を利用するのがおすすめです。
退職代行を使えば、業者が退職の意思を伝達してくれるので、あなたが上司と関わる必要はありません。
退職代行を利用するメリットは、以下の通りです。
- 即日退職できる
- 上司と関わらずに退職できる
- 強引に引き止められる心配がない
- 有給休暇の申請もラクになる
- 書類手続きについても相談可能
退職代行は多くの人が利用しているれっきとした代行サービスなので、安心して利用できます。
うつ病の方でもアレコレ悩むことなくスパッと即日退職できるので、ぜひ検討してみてください。

うつ病で退職を考えている方によくある質問

うつで退職して良かった?その後の体験談や今すぐ辞めるメリットデメリット|まとめ
「うつ病で退職したいけど上司に言えない……」と悩んでいる方には、退職代行の利用がおすすめです。
退職代行を利用する場合、一定のサービス料金はかかりますが、法律に詳しい業者があなたの代わりに退職の意思を伝達してくれます。
上司から「うつ病は甘えだ」と半ば強引に引き止められることもないので、退職できずに困っている方は、退職代行の利用を検討してみてください。