残業代請求を弁護士に依頼するべき?メリット・デメリットや費用相場を解説

残業代請求を弁護士に依頼するべき?メリット・デメリットや費用相場を解説

退職希望のBさんBさん

会社が残業代を支払ってくれない!

退職希望のAさんAさん

残業代請求って弁護士に頼めば良いのかな?

会社が残業代を支払ってくれない時、頼る先として思い浮かぶのは弁護士ですよね。

「どの弁護士に依頼するのがベストなんだろう?」「残業代請求の費用はいくら?」と残業代請求に関する様々なことが気になっている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、残業代請求を弁護士にお願いしようと考えている方のために、「依頼する場合のメリット・デメリット」や「残業代請求を得意とする弁護士の選び方」をご紹介します。

割高な弁護士に依頼してしまわないように費用相場の一覧表も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のまとめ
  • 残業代請求を確実に成功させたいなら、弁護士への依頼がおすすめ!
  • 残業代請求を自分で行う場合、難しいことが多くて非常に時間がかかる!
  • 残業代請求を弁護士に依頼すれば、「残業代の計算」や「会社との交渉」など諸々の業務を任せられる!
  • 残業代請求を弁護士に依頼する場合は、費用倒れしないように弁護士費用のマイナスを考慮して依頼しよう!
  • 悪条件の会社にうんざりしていて今すぐ退職したい場合、即日退職可能な退職代行の利用がおすすめ!

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目次

【結論】残業代請求を確実に成功させたいなら、弁護士への依頼がおすすめ!

【結論】残業代請求を確実に成功させたいなら、弁護士への依頼がおすすめ!

退職希望のBさんBさん

残業代請求って弁護士に頼んだ方が良いの?

結論、残業代請求を成功させるなら、弁護士に依頼するのがおすすめです。

弁護士は法律の専門家であり、依頼すれば「残業代を正確に計算してくれる」「会社と直接交渉しなくて良くなる」などのメリットを享受できます。

弁護士費用はかかりますが、自分で行うよりも手間がかからず時短にもなるので、会社から残業代が支払われずに困っている方は弁護士を頼ってみてください。

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残業代の計算方法は年々複雑化してきており、容易にできないケースもあるので、責任を持って正確に計算してくれる弁護士に頼むのがおすすめです。

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残業代請求を弁護士に依頼する際のメリット

残業代請求を弁護士に依頼する際のメリット

退職希望のAさんAさん

残業代請求を弁護士に依頼するとどんな良いことがあるの?

残業代請求を弁護士に依頼するメリットは、以下の通りです。

残業代請求を弁護士に依頼するメリット
  • 未払い残業代のスピーディーな回収が期待できる
  • 証拠集めに関するアドバイスを貰いながら手続きを進められる
  • 残業代請求にかかる手間や時間を減らせる
  • 弁護士が味方に付くことで会社側の態度が変わるケースがある
  • 裁判以外の解決方法についても相談可能

未払い残業代のスピーディーな回収が期待できる

残業代請求を弁護士に依頼するメリットの1つに、スピーディーな残業代の回収があります。

自身で残業代を請求した場合、対応を後回しにされがちですが、法律に詳しい弁護士に依頼すれば、会社の態度が変わります。

「対応を無視すると大きな問題に発展するかもしれない」と会社側に危機感を与えられるので、すぐに対応してもらえる可能性が高いです。

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できるだけ早く残業代を回収したい方は、弁護士に依頼するのがおすすめです。

証拠集めに関するアドバイスを貰いながら手続きを進められる

残業代請求を弁護士に依頼するメリットの1つに、証拠集めのしやすさがあります。
証拠は残業代が未払いであることを証明するものであり、残業代請求を成功させるために必要です。

「何が証拠になるのか?」「集めた証拠でいくらの残業代を請求できるのか?」などのアドバイスを貰いながら手続きを進められるので、弁護士への依頼は前向きに検討してみてください。

残業代請求にかかる手間や時間を減らせる

残業代請求を弁護士に依頼するメリットの1つに、負担の軽減があります。
弁護士は様々な業務を代理で行ってくれるので、本来発生する負担を軽減させることが可能です。

弁護士に任せられる業務の例として、以下が挙げられます。

  • 残業代の計算
  • 内容証明の送付
  • 会社との交渉
  • 労働審判の申し立て

普段の仕事が忙しくて残業代請求について時間を割けない方は、弁護士への依頼を検討してみましょう。

弁護士が味方に付くことで会社側の態度が変わるケースがある

残業代請求を弁護士に依頼した場合、会社側に危機感を与えられるメリットがあります。

自身で残業代を請求した場合、法律知識が少なく会社から舐められてしまいがちですが、弁護士が味方に付くことで対応の優先度を上げてもらえる可能性が高いです。

一刻も早く残業代を回収したい方は、弁護士への依頼を検討してみましょう。

裁判以外の解決方法についても相談可能

残業代請求を弁護士に依頼した場合、幅広いアドバイスを貰えるメリットがあります。

状況によっては、以下のような「裁判以外の解決方法」を提示してもらえるかもしれません。

  • 会社と交渉する
  • 内容証明郵便を送付する
  • 労働基準監督署に相談して会社に勧告してもらう

残業代が未払いである証拠さえ揃っていれば、上記のように裁判以外でも解決可能です。

裁判をすると時間とお金が必要になり大変なので、裁判以外の解決方法を提示してもらえるのは大きなメリットと言えます。

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残業代請求を弁護士に依頼する際のデメリット

残業代請求を弁護士に依頼する際のデメリット

退職希望のBさんBさん

残業代請求を弁護士に依頼した時のデメリットは?

残業代請求を弁護士に依頼する際のデメリットをご紹介します。

残業代請求を弁護士に依頼する際のデメリット
  • 弁護士に依頼する料金が発生する
  • 貰える残業代が少なくなるケースがある

弁護士に依頼する料金が発生する

残業代請求を弁護士に依頼するデメリットの1つに、料金の発生があります。

弁護士は仕事として法律業務を請け負っているため、何らかの業務を依頼する場合はサービス料金の支払いが必要です。

労働基準監督署など国が運営する公的機関の場合、無料で対応してくれるところもありますが、弁護士は有料なので注意してください。

貰える残業代が少なくなるケースがある

残業代請求を弁護士に依頼するデメリットの1つに、回収できる残業代の減少があります。

弁護士に残業代請求を依頼する場合、一定の料金が発生するため、自身で残業代請求した時よりも回収できる金額が減ります。

特に、もともとの残業代請求の金額が小さかった場合、費用倒れして赤字になってしまうケースもあるでしょう。

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弁護士に残業代請求を任せる場合、トータルでどれくらいプラスになるか?をよく考えたうえで依頼しましょう。

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残業代請求を得意とする弁護士の選び方

残業代請求を得意とする弁護士の選び方

退職希望のAさんAさん

弁護士を選ぶ時のポイントを知りたい!

弁護士に依頼して後悔しないために、残業代請求を得意とする弁護士の選び方をご紹介します。

残業代請求を得意とする弁護士の選び方
  • 労働問題ジャンルの実績が多い弁護士を選ぶ
  • GoogleやSNSで弁護士の口コミ評価を確認する
  • 無料相談を活用して信頼できる弁護士かどうかを確認する

労働問題ジャンルの実績が多い弁護士を選ぶ

弁護士に残業代請求を依頼する場合、労働問題に強い弁護士を選ぶのがおすすめです。

例えば、HPに「労働問題に強い」との記載があったり残業代請求の事例が多く掲載されていたりすれば、その弁護士は依頼を検討してみる価値があります。

残業代請求は労働問題のジャンルに該当するので、残業代請求を確実に成功させたい方は労働問題に強い弁護士を選びましょう。

退職代行オイトマスタッフオイトマスタッフ

医師が内科や外科など専門分野で分かれているように、弁護士にも得意・不得意のジャンルが存在します。

GoogleやSNSで弁護士の口コミ評価を確認する

弁護士に残業代請求を依頼する場合、ネットで利用者の口コミを確認しておくのがおすすめです。

HPの情報だけを参考にして依頼してしまうと、「弁護士の態度が悪かった」「HPの料金よりも高額な料金を請求された」と思いもよらないアクシデントが発生する可能性もあります。

弁護士の雰囲気やHPにない情報を確認したい場合、利用した人の口コミを見るのが一番です。

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気になる弁護士が見つかったら、GoogleやSNSで情報を漁り、利用者の生の声がないか確認してみましょう。

無料相談を活用して信頼できる弁護士かどうかを確認する

弁護士に残業代請求を依頼する場合、無料相談できるかどうかを確認するのがおすすめです。

弁護士は最初の相談から有料にしているところは多いですが、中には、無料相談を受け付けている良心的な弁護士もいます。

無料相談が可能な弁護士で絞り込めば、気軽に相談できますし、何より初期コストがかかりません。

「無料相談で信頼性を確認してから依頼したい」と思う方は、無料相談を受け付けている弁護士の中から選んでみてください。

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残業代請求を依頼する前に知っておくべき費用相場【着手金・成功報酬】

残業代請求を依頼する前に知っておくべき費用相場【着手金・成功報酬】

退職希望のBさんBさん

弁護士に残業代請求を依頼するといくらかかるの?

費用周りについて知っておきたい方のために、弁護士に依頼した場合の残業代請求の費用相場をご紹介します。

項目 費用相場
相談料 0円〜1万円(1時間あたり)
着手金 0円〜30万円
手数料等 数万円程度
成功報酬 回収額の20%程度
実費 弁護士次第

上記が弁護士に残業代請求を依頼した場合の費用相場です。

トータルで「20万~40万円+請求額の20%程度」かかると考えておくと良いでしょう。

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弁護士によっては、着手金が無料で”完全成功報酬制”を採用しているところもあります。

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残業代請求を弁護士に依頼する際の流れ

残業代請求を弁護士に依頼する際の流れ

退職希望のAさんAさん

残業代請求は実際にどんな流れで進んでいくの?

残業代請求を弁護士に依頼する際の流れをご紹介します。

STEP.1
示談交渉
まずは裁判ではなく、会社と直接交渉を行います。残業代の計算や会社との交渉は弁護士が代理で行ってくれます。依頼者が行うこととしては、「質問への回答」「会社との合意金額が出てからの相談」をする程度です。弁護士の残業代請求の勝率は高いので、この時点で解決するケースが多いです。
STEP.2
労働審判
示談交渉が解決しなかった場合、裁判所で労働審判を行います。労働審判は本格的な裁判と示談の中間的な手続きであり、かかる時間は2ヶ月〜4ヶ月程度です。
STEP.3
訴訟
労働審判でも決着が付かなかった場合、裁判を行います。この場合、残業代に加えて、最大で残業代と同額の付加金を貰えるケースがあります。かかる時間は半年~1年程度です。

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残業代請求の失敗例3選!条件が悪いと訴訟で負ける?

残業代請求の失敗例3選!条件が悪いと訴訟で負ける?

退職希望のBさんBさん

残業代請求して失敗することってあるのかな?

残業代請求の失敗例3選をご紹介します。

残業代請求の失敗例3選
  • 失敗例①証拠が足りずに敗訴した20代男性
  • 失敗例②全ての作業を自分で行おうとして失敗した30代男性
  • 失敗例③弁護士の費用が高すぎて後悔した20代女性

失敗例①証拠が足りずに敗訴した20代男性

労働問題に強い弁護士を選ぶべきでした……。
まさしさん
まさしさん

年齢:25歳
勤続年数:2年
弁護士に依頼して残業代請求をしましたが、証拠が不足しており、結果的には敗訴してしまいました。あとで弁護士のHPをよく読んでみると、労働問題に強くなかったらしく、実績も少なかったです。これから弁護士に依頼する方は、労働問題に強い弁護士に依頼するのがおすすめです。

失敗例②全ての作業を自分で行おうとして失敗した30代男性

残業代請求を自分でやるのは大変……!
けんたさん
けんたさん

年齢:34歳
勤続年数:5年
弁護士は料金が高かったので、自分で残業代請求を試みました。実際にやってみると残業代の計算や証拠集めなど難しいことが多く、会社からも対応を後回しにされて全くうまくいきませんでした。イチ早く残業代を請求したい方は弁護士に依頼して方が良いかもしれません。

失敗例③弁護士の費用が高すぎて後悔した20代女性

弁護士費用のマイナスを考慮したうえで依頼しましょう。
さえさん
さえさん

年齢:27歳
勤続年数:4年
残業代請求に得意そうな弁護士を見つけたので依頼しましたが、諸々の費用が高額でした。残業代は請求できましたが、弁護士費用を差し引くとマイナスになってしまったので、これから依頼される方は費用面に注意してください。請求できる残業代が大きめの方は、弁護士に依頼する意味はあると思いますが、請求金額が少ない場合は自分で請求するのが賢いかもしれません。

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悪条件の会社にうんざりしている場合、退職代行でスパッと退職するのも手!

悪条件の会社にうんざりしている場合、退職代行でスパッと退職するのも手!

悪条件の会社にうんざりしていて退職したい場合、即日退職できる退職代行の利用がおすすめです。

退職代行を使えば、法律に詳しい業者が間に入ってくれるので、どんなにブラックな会社でも簡単に退職できます。

退職代行を利用するメリットは、以下の通りです。

退職代行を利用するメリット
  1. 即日退職できる
  2. 上司と関わらずに退職できる
  3. 上司から強引な引き止めに遭わなくていい
  4. 有給休暇の申請も代行してもらえる
  5. 書類手続きに関する相談も可能

退職代行は、「退職したいけど上司に言えない……」と悩んでいる方にぴったりのサービスです。

業者が法律に則って即日退職に導いてくれるので、一刻も早く今の職場を退職したい方はぜひ利用を検討してみてください。

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残業代請求を弁護士に依頼する際のFAQ

残業代請求を弁護士に依頼する際のFAQ

残業代請求の和解金に相場はありますか?

残業代請求の和解金に相場は存在しません。

残業代をいくら請求できるかは「発生する残業代」や「働いた残業時間」によって異なるので、ケースバイケースです。

自身の状況における和解金を知りたい方は、弁護士に相談してみましょう。

残業代請求の勝率はどれくらいですか?

残業代請求の勝率は何%と一概に言えるものではありませんが、実際に負けるケースは少ないです。

なぜなら、残業代の金額は「労働条件」や「残業時間」から計算可能で、雇用契約の内容などから事前に見通しを立てやすいからです。

見通しの立てやすければ予想外の要因による負けは少なくなるので、残業代請求は勝ちやすいジャンルと言えます。

給料未払いの請求を弁護士に依頼した場合、費用を相手に請求できますか?

給料未払いの請求を弁護士に依頼した場合、弁護士費用は相手に請求できません。

事件の内容次第では、弁護士費用の一部の請求を認められることはありますが、未払い給料の請求においては、弁護士費用は自己負担となります。

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(土日祝日も受け付けております)

残業代請求を弁護士に依頼するべき?メリットデメリットや費用相場|まとめ

残業代請求を弁護士に依頼するべき?メリットデメリットや費用相場|まとめ

この記事のまとめ
  • 残業代請求を確実に成功させたいなら、弁護士への依頼がおすすめ!
  • 残業代請求を自分で行う場合、難しいことが多くて非常に時間がかかる!
  • 残業代請求を弁護士に依頼すれば、「残業代の計算」や「会社との交渉」など諸々の業務を任せられる!
  • 残業代請求を弁護士に依頼する場合は、費用倒れしないように弁護士費用のマイナスを考慮して依頼しよう!
  • 悪条件の会社にうんざりしていて今すぐ退職したい場合、即日退職可能な退職代行の利用がおすすめ!

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「ウチの会社は全体的に労働条件が悪いし、もう退職しようかな……」と思っている方には、退職代行の利用がおすすめです。

退職代行を利用すれば、多くの人を退職まで導いた業者が間に入ってくれるので、トラブルなく退職できます。

きちんと法律に則って確実に即日退職させてもらえるので、退職できずに悩んでいる方は、ぜひ退職代行の利用を検討してみてください。

著者情報

労働環境が悪い営業会社を退職代行で辞めた後、Webマーケティング会社に3年勤務。その後、2021年に株式会社5coreを創業する。中小企業向けに格安のSEOのコンサルティングを行いながら、自身の経験を活かして、退職代行OITOMAを立ち上げる。現在、累計で3000名以上の退職支援を行う。

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