バイトを即日辞めることはできる!即日退職できるケースと注意点を徹底解説

バイト辞める 即日

退職希望のAさんAさん

思っていた仕事と違う

退職希望のBさんBさん

職場環境がめちゃくちゃ。もう限界

仕事内容はもちろん職場の雰囲気や労働環境など、アルバイトを辞めたくなる理由はさまざまです。しかし今すぐ辞めたくても、「即日退職」をすることをためらっている人は多いのではないでしょうか。
結論を言うと、バイトは即日辞めることができます。今回は即日退職できるケースや退職を失敗しないための注意点を解説していきますので、ぜひ最後まで読んでバイトを辞める参考にしてください。

翌日から会社に行かなくてOK!一律24,000円で
早く・簡単に・確実に退職

目次

バイトを即日辞められるかは雇用形態で異なる

バイトを即日辞められるかは雇用形態で異なる
アルバイトは雇用期間に期限があるかどうかで、即日退職できる条件が異なります。ただし会社と労働者が同意した場合、アルバイトだけでなく正社員であっても即日退職可能です。

雇用期間が無期限の場合

民法第627条では「退職を申し出てから2週間後に退職できる」と定められており、雇用に期間の定めがない場合は基本的に即日退職することはできません。

ただし2週間分以上の有給が残っていて消化できれば、退職を申し出てから出社する必要がなく「実質即日退職」ということになります。

「バイトでも有給はあるの?」と驚かれる人もいるかもしれません。有給休暇は労働基準法で認められている労働者の権利です。正社員でもアルバイトでも関係なく有給取得は可能です。例え店長が「うちの店に有給なんてない!」と言ってもそんな理屈は通用しません。

また労働基準法第15条には、以下のように示されています。

  • 使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない
  • 明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる

つまり労働契約時に示された条件と事実が異なっているなら、即日退職可能です。

雇用期間が無期限のバイトで即日退職する条件

会社と労働者双方が合意する
退職を申し出てから2週間有休消化をして「実質即日退職」
労働条件が採用時と事実が違う

雇用期間に期限がある場合

雇用期間に期限があると、その雇用契約期間中に退職することはできません。

ただし民法第628条には以下のように示されています。

第六百二十八条 当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。

つまり病気やケガ、看病、育児といったやむを得ない事情があるとき、即日退職可能です。

また「1年以上働き続けた場合はいつでも退職できる」ことが労働基準法第137条によって認められています。

労働基準法第137条(抜粋)
民法第六百二十八条の規定にかかわらず、当該労働契約の期間の初日から一年を経過した日以後においては、その使用者に申し出ることにより、いつでも退職することができる

雇用期間に期限があるバイトで即日退職する条件

会社と労働者双方が合意する
労働条件が採用時と事実が違う
やむを得ない事由がある
1年以上同じ会社で働いている

バイトで即日退職が可能な3つのケース

バイトで即日退職が可能な3つのケース
ここからはバイトを即日退職可能な場合をケース別にご紹介します。

バイトで即日退職が可能なケース
  • 転居や病気などやむを得ない事情がある
  • バイト先が納得してくれている
  • パワハラなどハラスメントを受けている

ケース1:転居や病気などやむを得ない事情がある

病気や配偶者の転勤に伴う転居はバイトを即日退職できるケースです。これは民法第628条の「やむを得ない事由」だからです。

ただし、嘘をついて退職するのはやめしましょう。

労働契約は使用者と労働者の契約なので、退職理由がなんであろうと法律上なにも問題はありません。しかし退職理由が嘘だとバレてしまった場合、元バイト先とトラブルになる可能性があります。また新しい職場に嘘をついて辞めたことが伝わると、印象も悪くなりますよね。

一日も早く退職したい気持ちはわかりますが、なるべくリスクのある退職は避けるべきでしょう。

ケース2:バイト先が納得してくれている

バイト先が納得してくれれば、問題なく即日退職ができます。しかしバイトは会社にとって必要だから雇われているので、引き止められるのが通常でしょう。

引き継ぎや人員補充のことも考えると、即日退職に納得してもらえるのはごく稀なケースといえます。

ケース3:パワハラなどハラスメントを受けている

パワハラやセクハラによって心身に影響が出ている場合も即日退職が可能です。

会社には労働契約法によって安全配慮義務が定められています。

労働契約法 第5条
使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。

パワハラやセクハラは、労働者の安全に配慮できていないため法律違反となります。そのため「職場が安全でないので、出勤することができません」いう即日退職が可能になります。

またハラスメントで退職するときは、なるべく証拠を残しておきましょう。証拠があることで退職をスムーズに進めることができますし、もし損害賠償請求をするときには重要な資料になります。

バイトを即日で辞める時の伝え方

バイトを即日で辞める時の伝え方
バイトを即日で辞める時、退職の意思は極力上司に直接会って伝えるようにします。もし病気やケガなどで出勤が難しいようなら、電話で伝えると確実に伝えやすいです。

そして辞める理由はなるべく完結に、退職の意思が変わらないことを明確に伝えるようにしましょう。

「仕事が覚えられない」「仕事がおもしろくない」など、どんな理由であっても会社が納得してくれればバイトの即日退職は可能です。

  • 店長など上司に直接相談する
  • 退職の意思が変わらないことを明確にする

バイトを即日で辞めるときの伝え方はこの2点を抑えておきましょう。

法律上では「退職の意志表示をして2週間後に」退職可能

アルバイトやパートに限りませんが、契約期間の定めがないがない場合「退職の意思を示して2週間後に」退職可能です。

民法第627条1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

極論を言うと会社が同意しているかどうかは関係なく、「辞めます!」と宣言してしまえば2週間後に退職できるということになります。

しかし自分は退職の意思を示したつもりで2週間後から突然会社に行かなくなると、「退職なんて聞いてない」と言われてトラブルになる可能性もあります。

退職をするときは退職届を渡すなど、退職の意志表示を受け取ってもらうようにしましょう。

退職理由を例文付きで紹介

退職理由を例文付きで紹介

退職を伝えるときは対面で伝えることがベストです。ただし法律で「退職の伝え方」に関する決まりはなく、事情や状況によっては電話やLINEで伝えても問題ありません。

バイトを即日辞めることを電話で伝える場合

退職を電話で伝えるとき気を付けたいポイントがあります。

退職を電話で伝えるときのポイント
  • 忙しい時間は避ける
  • 伝える内容を整理しておく

例えば飲食店ならランチやディナーのピークタイムがあるはずです。ピークタイムに電話をしても「今忙しいから」と取り合ってもらえない可能性があります。

また辞める理由や日程など上司に伝える内容はメモで整理しておき、スムーズに伝えられるようにしましょう。電話したものの店長に繋がった途端、緊張して話したい内容を全部忘れてしまうこともあり得ます。

バイトを即日辞めるには、会社に納得してもらえる理由を明確に伝えることが大切です。
以下の例文を参考にしてみてください。

店長、お疲れ様です。アルバイトの○○です。今、お時間よろしいでしょうか? 病院に通っているのですが、なかなか治りが悪く、体力的にも精神的にもツライため、大変申し訳ありませんが、身体のことを優先して本日で辞めさせて頂きたいと考えています。

バイトを即日辞めることをLINEで伝える場合

退職をLINEで伝えるときのポイント
  • 退職理由を明確にする
  • 辞めたい日程を伝える
  • 職場の人への感謝を伝える

電話でのポイントは内容を明確に伝えることでした。LINEで伝えるときも理由や退職日を明確に伝えることは大切ですが、感謝の気持ちも忘れずに伝えるようにしましょう。

アルバイト先が自宅の近くの人も少なくないはずです。近所で元バイトの同僚と出会ったときに気まずい思いをしないためにも、感謝の気持ちは必須といえます。

お疲れ様です。
突然なのですが家族の体調が悪く、しばらく看病や通院だけでなく家の手伝いなどもやることになりそうです。大変申し訳ないのですが、アルバイトとの両立が難しいので、本日をもってアルバイトを辞めさせていただきたいと考えております。
直接お会いしてお話をするべきなのですが出勤するのが難しいため、失礼ながらLINEにてお伝えさせていただきます。

これまで〇〇店長には大変お世話になりました。本当に感謝しております。
退職にあたって必要となる手続きについて、大変お手数ですがLINEでご連絡いただけますでしょうか?
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

バイトを辞めたいと言えない時は退職代行を使おう

バイトを辞めたいと言えない時は退職代行を使おう

退職希望のAさんAさん

バイト先に行くのが怖い

退職希望のBさんBさん

退職したいって言っても取りあってくれなさそう

パワハラや職場いじめにあっているなど、即日退職を申し出ること自体が難しいこともあるはずです。そもそも楽しくて仕方ないバイト先なら病気やケガといったやむを得ない事由もないのに、即日退職しようなんて思いませんよね。

自分で退職を言い出しにくいときは退職代行を利用しましょう。退職代行が依頼者に代わって退職の意思を伝えてくれるサービス」です。

退職代行のメリット
  1. 自分で退職を申し出なくていい
  2. 職場に行かずに退職できる
  3. 店長などの上司からの引き止めにあわずに退職できる
  4. 即日退職できる
  5. 有給や未払い給与の交渉ができる

退職代行業者選びで注意していただきたいのが、「非弁業者」に依頼することです。非弁業者は退職に関する交渉ができません。そのため会社が「退職代行からの退職の申し出は受け入れない」と言ってきたときに、即日退職どころか退職自体が失敗する可能性もあります。

確実に即日退職したいなら「労働組合」か「弁護士」が運営している退職代行業者を選びましょう。

バイトを即日辞めるときの注意点

バイトを即日辞めるときの注意
バイトを即日辞めるときには絶対やらないでほしい注意点があります。

バイトを即日辞めるときの注意点
  • 退職理由で嘘をつく
  • 無断欠勤やバックレはしない
  • バイト先の悪評をSNSで拡散してはいけない

即日退職は合法的に可能とはいえ、職場に多少なりとも迷惑をかけることは確かです。会社と大きなトラブルになると、バイトでも懲戒解雇や損害賠償請求に発展する可能性もあります。あらかじめ注意点を把握しておき、リスクを回避しましょう。

退職理由で嘘をつく

先ほどにも述べましたが、退職理由で嘘をつくのはやめましょう。

引っ越しで退職したはずなのに、近くで働いているところを見られたりすると大変気まずいです。

退職理由の嘘がバレたとしても処罰などはありません。しかし職場によっては嘘をついたことを転職先に知らせるなど、嫌がらせをしてくる可能性もあります。

無断欠勤やバックレはしない

バイトだけに関わらず、無断欠勤やバックレで「無断退職」するのは絶対にNGです。

無断退職をすると、以下のようなリスクがあります。

  • 「退職の意思」を確認するために職場から鬼のように連絡がくる
  • 職場の連絡を無視し続けると、上司が自宅に来ることがある
  • 連絡も上司の訪問も無視し続けると、懲戒解雇になる可能性がある
  • 無断退職で会社に大きな損害が出ると、損害賠償請求されるかもしれない

懲戒解雇されると社会的信用を失い、転職は不利になります。ブラックなバイト先であるほど、陰湿な手段で嫌がらせをしてくるので注意してください。

    バイト先の悪評をSNSで拡散してはいけない

    退職希望のAさんAさん

    〇〇は食材の使い回しをしているから行かないで!

    退職希望のBさんBさん

    △△の店長はヤバイ!暴力店長!

    どうせ退職するからといって、何をしても大丈夫というわけではありません。会社の誹謗中傷をSNSで拡散したことがわかると、威力業務妨害や名誉毀損、侮辱罪など刑事告訴といった罪に問われる可能性があります。

    威力業務妨害の刑罰は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。手口が悪質な場合は、執行猶予がつかず実刑になることもあるので、絶対にしないようにしましょう。

    アルバイトを即日退職した人の体験談

    アルバイトを即日退職した人の体験談
    ここからはアルバイトを即日退職した人の体験談をご紹介します。

    今置かれている状況と当てはまる人も多いのではないでしょうか?退職の先輩の実体験をぜひ参考にしましょう。

    研修中にバイトを辞めた20代男性

    拘束中でも注文無いなら休憩時間と称して無給待機だった。
    6時間軟禁状態で給料0とかザラ
    大学時代の時間をどれだけ無駄にしたかわからん。訴訟できるもんならしたいわ。
    引用元:Twitter

    注文がないからと無給にしてしまうのは違法の可能性があります。

    例えば時給1,000円で6時間働けば6,000円の収入になります。しかし店が暇で2時間休憩させられた場合4,000円しか稼げません。つまり時給約666円と捉えることもできるのです。令和3年度最低賃金の全国加重平均額が930円なので、これは明らかに違法になります。

    このような法律違反を平気でしている会社は、他のトラブルに巻き込まれないうちに辞めてしまって正解です。

    精神的理由でバイトを即日で辞めた20代女性

    パニック障害になりながら、働いていましたが、勤務中涙がとまらなくなって立てなくなりました。接客でしたので仕事もできず裏で休んでいましたが、もう無理だと思ってその日に店長に言って辞めました。
    自分を守るためにもあの時限界だったし辞めてよかったと思います。良い理由以外の辞める時って本当に勇気いりますよね・・
    あれから少しの間クリニック通って休みました。今は普通に働けています。
    引用元:Yahoo!知恵袋

    パニック障害などの精神障害は周囲から理解されない場合もあり、大変ツライものでしょう。この方の場合は理解ある店長のもとで働いていたことで、即日退職が可能だったようです。

    自分で限界を見極めて退職したのは、非常に賢明な判断といえます。

    バイトを即日辞めることはできる!即日退職できるケースと注意点を徹底解説 まとめ

    バイトを即日辞めることはできる!即日退職できるケースと注意点を徹底解説 まとめ

    バイトは契約形態で条件が異なりますが、即日退職可能です。

    即日退職は会社の店長などの上司に対面で伝えることが基本です。しかしやむを得ない事情で出社できないときは、電話やLINEで伝えても問題ありません。

    もし上司が退職したいと思う原因といったように、退職を申し出るのが難しいときは退職代行を利用しましょう。退職代行に依頼すればその日からバイト先に行くことなく、上司にも会わずに退職が完了します。

    Let's share this post!

    当記事の執筆者

    目次
    閉じる