Bさん
Aさん
退職する際に上司から怒られると、萎縮して辞めづらくなってしまいますよね。
「急に退職と言われても困る」「周りに迷惑をかけることになるぞ」などと引き止められ、退職できずに困っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、退職で上司から怒られた方のために「上司がキレる理由」や「問題なく退職できる理由」をご紹介します。
上司と関わることなくサクッと即日退職する方法もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 退職を伝えて上司から激怒されたとしても、気にせず退職していい!
- 日本国憲法では「職業選択の自由」が認められているから、堂々と退職しよう!
- 上司から長期間引き止められている場合、法律を根拠に説得してみるのもアリ!
- 上司は個人的な理由や自己保身のために怒っていることもあるので注意が必要!
- 上司と関わらずに退職するなら、業者が間に入ってくれる退職代行がおすすめ!
【結論】退職を伝えて上司に激怒されても心配不要!
Bさん
結論、退職を伝えて上司から怒られたとしても、心配不要です。
憲法や法律の観点から見ても、退職は十分に可能ですし、第三者に退職を強引に引き止める権利はありません。
上司からアレコレ言われると「退職させてもらえないんじゃないか?」と思う方もいるかもしれませんが、問題なく退職できるので安心してください。
退職を伝えて上司がキレるのはなぜ?理由を紹介
退職を伝えて上司から怒られた方の中には、「なんで怒っているんだろう?」と上司の心理が気になっている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- 理由①何が何でも退職を引きとめようとしている
- 理由②部下の退職に対して嫉妬している
- 理由③就業規則に違反している
理由①何が何でも退職を引きとめようとしている
退職を伝えて上司がキレる理由の1つに、退職の引き止めがあります。
上司は退職する方向に話が進むのを恐れて、感情的になっている可能性もあるため注意が必要です。
部下が退職すると「新しい人材を手配しなければならない」「部署に悪影響が出る」など何かと都合が悪いため、何が何でも退職を引き止めようとしているのかもしれません。
理由②部下の退職に対して嫉妬している
退職を伝えて上司がキレる理由の1つに、部下の退職に対しての嫉妬があります。
上司が部下の退職に嫉妬する理由の例として、以下が挙げられるでしょう。
- 自分も退職したいと思っているから
- 先に辞められてしまうと自分が辞めづらくなるから
- 自分よりも若手のくせに退職するから
上記の通り、上司が部下の退職に嫉妬する理由はさまざまです。
もともと上司との関係性が良くない場合は、余計に嫉妬されてしまうでしょう。
理由③就業規則に違反している
退職を伝えて上司がキレる理由の1つに、就業規則への違反があります。
就業規則には労働条件に関することだけでなく、退職に関する内容も記載されているケースもあるため注意が必要です。
例えば、「自己都合で退職する場合、退職日の○ヶ月前までに通知するものとする」といった形で退職を伝えるタイミングに指定があるかもしれません。
上司は個人的な理由でキレることもありますが、会社のルールに違反したことに対して怒ることもあるので、事前に就業規則を確認しておくと良いでしょう。
退職で上司が激怒しても問題なく退職できる理由
退職を伝えて上司から激怒された方の中には、「このまま本当に退職できるのかな?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- 理由①上司に退職を引き止める権利はない
- 理由②憲法で職業選択の自由が認められている
- 理由③退職の申し出から2週間後には退職可能
理由①上司に退職を引き止める権利はない
上司が激怒しても問題なく退職できる理由の1つに、そもそも引き止める権利がないがあります。
上司は部下を教育したりトラブルが起きたりしないように管理する存在ですが、だからといって、部下の退職を強引に引き止める権利はありません。
仮に部下の退職が周りの社員に負担かけることになるとしても、それは会社が人手不足の状況を改善していないことが問題であり、退職を引き止める理由にはならないので安心してください。
理由②憲法で職業選択の自由が認められている
上司が激怒しても問題なく退職できる理由の1つに、憲法による定めがあります。
憲法では「職業選択の自由」が認められており、たとえ会社の上司であっても違反することは許されません。
憲法第22条には、以下の記載があります。
第二十二条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
引用:e-GOV法令検索
憲法は国民の権利を守るための最高法規なので、上司を説得する材料としても十分に使えるでしょう。
理由③退職の申し出から2週間後には退職可能
上司が激怒しても問題なく退職できる理由の1つに、法律による規定があります。
法律では「退職の申し出から2週間後には退職可能」であることが記載されているため、2週間を超えた引き止めは法律違反に当たるかもしれません。
民法627条には、以下の記載があります。
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:e-GOV法令検索
上司から2週間以上退職を引き止められている方は、「法律的に問題があるかと思うのですが…」と伝えてみれば、引き止めをうまく回避できるかもしれません。
退職で上司が激怒した時の対処法4つ
退職で上司から激怒された方の中には、「これから具体的にどうすればいいんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- 対処法①気にせず退職の話を進める
- 対処法②内容証明郵便で退職届を郵送する
- 対処法③労働基準監督署に相談する
- 対処法④退職代行を利用する
対処法①気にせず退職の話を進める
退職で上司から激怒された時の対処法の1つに、強行突破があります。
退職すること自体は憲法的にも法律的にも何ら問題はないので、退職届を提出して次の段階に話を進めるのもアリでしょう。
上司から退職を引き止められたとしても、根拠のない脅しだったりただの感情論だったりするケースが多いので、必ずしも会社に居続ける必要はありません。
対処法②内容証明郵便で退職届を郵送する
退職で上司から激怒された時の対処法の1つに、退職届の郵送があります。
先ほどお伝えした通り、法律的には「退職の申し出から2週間後に退職可能」となっているため、退職届さえ提出してしまえば、あとは時間が解決します。
ただし、退職届を受け取ってくれないタチの悪い上司もいるので、その場合は「内容証明郵便」を使った郵送がおすすめです。
内容証明郵便は退職届が配達された日の記録が残るため、上司に退職届を受け取る意思がなかったとしても問題ありません。
何としてでも退職の話を進めたい方は、内容証明郵便で退職届を郵送することも検討してみましょう。
対処法③労働基準監督署に相談する
退職で上司から激怒された時の対処法の1つに、労働基準監督署への相談があります。
労働基準監督署は公的な機関であり、企業に労働法を守らせるよう指導する役割を担っているため、相談してみる価値があります。
必ずしも期待した動きをしてくれるわけではありませんが、もしかしたら指導勧告によって状況が改善されるかもしれません。
対処法④退職代行を利用する
退職で上司から激怒された時の対処法の1つに、退職代行の利用があります。
退職代行を使えば、法律を熟知した業者が間に入ってくれます。
退職に関する悩みを解決へと導いてくれるため、利用を検討してみると良いでしょう。
少し前までは退職代行はマイナーなサービスで肩身が狭い状況にありましたが、最近では利用者や理解のある上司も増えてきています。
二度と怒られたくない場合、即日退職できる退職代行がおすすめ!
上司から二度と怒られたくない場合、退職代行の利用がおすすめです。
退職代行を使えば、上司と関わらなくていいので、ストレスなく会社を辞められます。
退職代行を利用するメリットは、以下の通りです。
- 即日退職できる
- 上司と関わらなくていい
- 上司から無理に引き止められない
- 有給休暇の申請がしやすい
- 手続きはすべて丸投げでOK
退職代行を利用することで、退職に関する悩みが一気に吹き飛ぶので、ぜひ前向きに検討してみてください。
退職を伝えたら上司に激怒された人の体験談
退職で上司から怒られた方の中には、「自分と同じ状況にある人の体験談を見てみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
オイトマスタッフ
- 体験談①退職を申し出たら風当たりが強くなった20代男性
- 体験談②人手不足を理由に退職拒否された30代男性
- 体験談③退職を伝えた後、冷たい態度を取られた20代女性
体験談①退職を申し出たら風当たりが強くなった20代男性
年齢:23歳
勤続年数:1年
退職を申し出た途端、上司の風当たりが強くなり、退職日まで職場の居心地が良くありませんでした。もともと上司との関係性は悪くはありませんでしたが、1人社員が欠けることになり余裕がなくなったのかもしれません。退職する際はできるだけスパッと辞めたいものですね。
体験談②人手不足を理由に退職拒否された30代男性
年齢:34歳
勤続年数:5年
退職を上司に伝えたところ、人手不足を理由に退職拒否されてしまいました。辞められないのは困るので、何度か交渉して、2ヶ月後に退職させてもらえました。担っている仕事が替えが効きづらいポジションだったので、これでも早く退職できた方かもしれません。
体験談③退職を伝えた後、冷たい態度を取られた20代女性
年齢:24歳
勤続年数:2年
上司に退職の意思を伝えたら、「退職なんて気が早すぎるぞ」と冷たい態度を取られました。もう少し良い対応をしてもらえると思っていたのでショックです。退職代行というサービスもあるみたいなので、利用を検討してみようと思います。
退職を伝えたら上司に激怒されたという人からよくある質問
退職を伝えたら上司に激怒されたという人からよくある質問をご紹介します。
- 退職を急に言うのはマナー違反ですか?
- 退職の話を聞いてもらえない場合、どうしたらよいですか?
- 退職日まで耐えるのがしんどい場合、どうすべきですか?
- 退職の交渉をしてボロクソに言われた場合、会社に残るべきですか?
退職で上司が激怒?風当たりが強い場合の対処法|まとめ
- 退職を伝えて上司から激怒されたとしても、気にせず退職していい!
- 日本国憲法では「職業選択の自由」が認められているから、堂々と退職しよう!
- 上司から長期間引き止められている場合、法律を根拠に説得してみるのもアリ!
- 上司は個人的な理由や自己保身のために怒っていることもあるので注意が必要!
- 上司と関わらずに退職するなら、業者が間に入ってくれる退職代行がおすすめ!
「上司に怒られて、すんなり辞められない…」という方には、退職代行がおすすめです。
退職代行を使えば、あなたの代わりに業者が動いてくれるので、ストレスなくスパッと辞められます。
退職届の手続きなどは郵送で済ませられるので、もう会社に行きたくない方はぜひ退職代行の利用を検討してみてください。