Aさん
Bさん
上記のような悩みを抱えている人はいませんか。辞めようと思っても同僚や会社を思ってしまい、なかなか退職できないという人は多いです。
実は俗に言う「いい人」という人はなかなか退職しにくいものです。その理由をご存知でしょうか?
また、会社を辞めたいのであれば会社を辞めるべきなのはなぜか、なかなか会社を退職できないのであればどうすればいいのか知りたいという人も多いと思います。
この記事では会社をなかなか退職できない人に対するアドバイスとして書かせていただきます。
- いい人ほど仕事を辞めにくいのは、周りの心配をしすぎるから
- 我慢は禁物!仕事を辞めたいなら辞めるべき理由は身と心を壊しかねないから
- 人手不足は会社の責任だから気にする必要はない
結論:いい人ほど仕事を辞めにくいのは、周りの心配をしすぎるから
いい人は周りの心配をしすぎていることが多いです。
そのため、残された人や会社のことを思ってしまい、退職に踏み切れないということです。
そういう人は周りの心配をするよりも自分の心配をしてみると良いでしょう。確かに残された人は忙しくなるかもしれませんが、あなた自身が倒れてしまったほうが、もっと忙しくなります。
自分の体調等を考えて、今の仕事を続けるべきかを判断するべきでしょう。
我慢は禁物!仕事を辞めたいなら辞めるべき理由をご紹介
仕事を辞めたいのであれば今すぐ辞めるべきでしょう。
しかし、なかなか辞めることができないという人も多いのも現状です。それでも私は辞めたいのであれば辞めるべきと言います。
その理由は「身体と心を壊しかねない」「会社は改善しない」「キャリアが傷つく可能性がある」「そもそも退職は甘えではない」の4つです。
特に「身体と心を壊しかねない」に関しては必ずチェックしておきましょう。詳しく解説をします。
- 理由①:身体と心を壊しかねない
- 理由②:会社は改善しない
- 理由③:キャリアが傷つく可能性がある
- 理由④:そもそも退職は甘えではない
理由①:身体と心を壊しかねない
身体と心を壊しかねないという理由が最大の理由です。
無理して会社で働くことでストレスや精神的ダメージが蓄積されていき、最悪の場合うつ病や統合失調症になる危険性があります。
そのため社会復帰が困難になったり、長期療養をする必要が出てくる必要があります。そういったことがないように身体と心の健康を維持しましょう。
理由②:会社は改善しない
基本的に会社は改善しません。
特に労働者が多い会社の場合は風習として残ったりするため、会社は改善することはないでしょう。
基本的に会社が改善する場合はニュースになって、世間的にバッシングを受けたときでしょう。バッシングを受けたとしても変わらないケースもあります。
例えば電通の残業による過労死の事件の時は働き方改革関連法案が成立したが、会社側も記録が残らないように残業させるなどして対策をしているのが現状です。
電通の違法残業事件
2015年12月に新入社員だったTさんが自殺したことで発覚した事件。2016年9月に長時間労働が原因として労災認定されました。
検察当局は法人としての電通を労働基準法違反罪で略式起訴する一方、当時の上司は起訴猶予とした。
東京簡易裁判所は「略式不相当」として正式裁判を開き、電通は罰金50万円の判決を受けた。
長時間労働などの労働慣行を見直すきっかけとなり、残業の上限規制を盛り込んだ働き方改革関連法が18年に成立した。
出典:東京新聞
理由③:キャリアが傷つく可能性がある
モチベーションが少なく、やる気がないのであれば今すぐ退職して、若さを武器に転職をしたほうが良いでしょう。
というのも年を重ねれば重ねるほど実力が成果が重要になるためです。モチベーションが低く、言われた仕事しかしない性格であれば、人を驚かせる成果などはないでしょう。
また、休日も勉強しないとなれば実力もないと思われます。
そのため、転職が思うように行かなくなり、辞めるにやめられないという状況が生まれてしまいます。そうなる前に転職できるようにしましょう。
理由④:そもそも退職は甘えではない
退職を甘えと考えている人も一定数いるようですが、退職は甘えではないので安心してください!
厚生労働省が発表したデータによると新卒で入社した会社を3年以内に退職する人は全体の約33%に上るという事実がわかりました。
そのため、退職が甘えならば日本の若者の3人に1人は甘えという計算になってしまいます。退職はあなたの身体や心を守るための手段です。
甘えといって退職をしないでいるほうが大変なことになるので辞めるようにしましょう。
仕事を辞めにくい人の5つの特徴
仕事辞めたいのにやめられない人はどのような特徴があるのでしょうか?
大きく分けて「とても仕事ができる人」「管理職など重要なポジションにいる人」「性格が良く、明るい人」「とても便りにされている人」「相手のことを思って行動できる人」の5つです。
特に「とても便りにされている人」に関しては必ずチェックしておきましょう。ただのいい人で終わるのではなく、自己管理ができる労働者になりましょう。
それでは詳しく解説させていただきます。
- 特徴①:とても仕事ができる人
- 特徴②:管理職など重要なポジションにいる人
- 特徴③:性格が良く、明るい人
- 特徴④:とても便りにされている人
- 特徴⑤:相手のことを思って行動できる人
特徴①:とても仕事ができる人
とても仕事ができて、便りにされる人はなかなか仕事を辞めにくい傾向があります。
会社からの引き止めも強く、仕事もなかなかやめづらいという背景があります。
仕事ができるから悪いのではなく、自分で損切りができないという部分が悪いのかもしれませんね。
特徴②:管理職など重要なポジションにいる人
管理職にいる人は役職の都合上、なかなかやめづらいという人が多いです。
ただ、ほとんどの役職は名ばかりのケースが多く、気にする必要はないということが多いです。
そのため管理職の人でも気軽に退職しましょう。
特徴③:性格が良く、明るい人
性格が良いがゆえにいろいろな仕事を抱え込みがちです。
そういう人は性格の良さを評価されているのではなく、利用されていることを自覚するべきでしょう。
また、明るい人も注意が必要です。
嫌なものは嫌と言えるようにしておくことが重要ですし、それで仲が悪くなった場合、最初から利用する気しかないということなのでさっさと縁を切っておきましょう。
特徴④:とても便りにされている人
これも「性格が良く、明るい人」と同じく、利用されがちな性格なので注意が必要です。
便りにされているがゆえに周りの仕事やフォロー、バックアップを一身に抱えこんでしまい、擦り切れてしまうことが多いです。
そういうときは休職したり、有給を取るようにしましょう。最悪の場合、退職することも良いでしょう。
特徴⑤:相手のことを思って行動できる人
相手のことを思って行動すること自体は素晴らしいことです。
しかし、相手のことばかり考えて、自分のことを考えられないのは論外です。
まずは自分の身体のことやタスク管理をしっかりしましょう。
人手不足でも退職して全然問題ない理由
会社が人手不足だからと引き止めてくることがあります。
実は、会社が人手不足であっても気にすることなく退職するべきです。
その理由は「人手不足は会社の責任」「会社の辞めるタイミングを失う」「そもそも会社がおかしい」の3つです。
特に「人手不足は会社の責任」に関しては忘れがちなので必ずチェックしましょう。
- 理由①:人手不足は会社の責任
- 理由②:会社の辞めるタイミングを失う
- 理由③:そもそも会社がおかしい
理由①:人手不足は会社の責任
人手不足は従業員の責任ではなく、会社の責任です。
幹部や上層部は人員を管理し、必要な部署に人員を補強する義務があります。
それを怠って人手不足に陥ってしまい、それを労働者の責任にするのは明らかに間違っています。そもそも労働者の責任として、どのような責任を問えるのか疑問です。
そういった観点から見ても人手不足だからといって、会社に残る必要はないと言えるでしょう。
理由②:会社の辞めるタイミングを失う
あなたの会社に「会社を辞めてたい」と言って早10年という人はいませんか?
それは辞める意思がないか、行動力がないか、タイミングを失っているかのどれかです。
「意思がない」「行動力がない」の場合は複数人で辞めたり、相談するなどといった対応ができますが、「タイミングを失っている」場合はそうはいきません。
仮に退職したとして、次の働き先がない人は退職することはできません。そうなる前に技術やスキルを身に着けておくか、若いうちに退職してしまったほうが良いというわけです。
理由③:そもそも会社がおかしい
まともな会社であれば、求人を出せば一定の人数集まりますし、ブラックに陥ることは少ないです。
なぜそうなっているかというとまともな上司がいなかったり、切り捨てることが前提の企業の場合が多いです。
そういう会社に勤めていると身体を消費するばかりで、スキルも身につくことはないでしょう。一刻も早く退職を視野に入れておくべきでしょう。
仕事を辞めにくくても辞められる方法
仕事を辞めにくいという人は多いです。
そういうあなたに確実に仕事を辞められる方法を2つ紹介させていただきます。
1つは期限を設けて自分の力で退職する「転職先を決めて退職する」という方法。
もう1つは面倒な小言や上司の顔を見ずに退職できる「退職代行を利用する」という方法です。詳しく解説します。
- 方法①:転職先を決めて退職する
- 方法②:退職代行を利用する
方法①:転職先を決めて退職する
転職先を見つけて退職の意思を示しましょう。
転職先を見つけておくことで退職の意思を話しやすくなります。企業側も他社の迷惑になるようなことは避けたいと思うので、穏便に対応してくれると思います。
中には引き止めにあってしまい、負けてしまう人もいます。
その場合は転職先に二度と就職はできないし、仮に引き止められても待遇の悪化は覚悟しておいたほうが良いでしょう。
自分を鼓舞するためにも転職先を決めてから退職をしましょう。
方法②:退職代行を利用する
退職代行はご存知でしょうか?
退職代行はあなたの代わりに会社に対して退職のお話をしてくれるサービスのことです。
退職代行では退職の連絡のほかに離職票の発行依頼や有給休暇の消化のお願い、中には残業代の請求をしてくれる退職代行も存在します。
多くの方々が利用することができます。現在派遣社員の人は「退職代行を使って派遣を辞める事は出来る!利用のメリットや使うべき人の特徴をご紹介」で詳しく紹介しているので是非見てみてください。
会社のことを心配してしまう人は「退職代行を使われた会社側は迷惑・ショックなのか?会社側のリアルを紹介」を見てみると良いでしょう。
退職代行を依頼するなら退職代行オイトマがおすすめ
退職代行オイトマは労働組合が運営している退職代行です。
そのため連絡を無視されたり、変な契約を結ばされることは一切ありません。
安心かつ安価で退職代行を利用したいのであれば退職代行オイトマの利用をおすすめします。
公式LINEにて無料相談も行っているので利用したいのであれば是非利用してみてください。
いい人ほど仕事を辞めにくい理由や退職の方法まとめ
今回はいい人ほど仕事を辞めにくい理由や退職の方法について説明させていただきました。
皆さんはただのいい人にならないように立ちふるまっていただけますと幸いです。退職することができず、精神を病んでしまった人は数多くいらっしゃいます。
そうなる前に退職代行に相談してみたり、実際に退職していただけますと幸いです。
それではまとめさせていただきます。
- いい人ほど仕事を辞めにくいのは、周りの心配をしすぎるから
- 我慢は禁物!仕事を辞めたいなら辞めるべき理由は身と心を壊しかねないから
- 人手不足は会社の責任だから気にする必要はない