Aさん
Bさん
上司が嫌いだと毎日顔を合わせなくてはならないのはとてもツライことですよね。
上司は仕事を教えてもらったり、指示をもらったりと仕事のうえで欠かせない存在です。その反面「部下に責任を押し付ける」「仕事ができないのに大きな顔をしている」などとんでもない上司も存在します。
この記事では嫌われる上司の特徴を具体化し、対処する方法をご紹介します。
オイトマスタッフ
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結論:上司が嫌いすぎて限界な場合は退職を検討しよう

上司が嫌いで精神的に追いつめられている場合は、退職を検討しましょう。上司が嫌なだけで仕事を辞めるのか、と思う方もいるでしょう。
しかし、快適に仕事をするために良好な人間関係は必要不可欠です。業務を共にするメンバーの中に一人でも嫌な人がいたら、仕事に行きたくないなと感じるのは当然です。
さらに、直属の上司が嫌いな場合は、特に精神的負担が大きくなります。嫌いな上司に仕事の許可をもらったり相談をするのは、これ以上ないほどの苦痛を感じますよね。
そのため、上司が嫌いで限界を感じている方は退職を検討しましょう。
上司が嫌いという人は7割もいる!

Biz Hitsが行った調査によると「職場に嫌いな上司がいる」と回答した人は500人中366人もいて、その割合は全体の約7割を占めています。そのため、多くの人が上司との関係に悩んでいると言えるでしょう。
心根が優しい人の場合は「上司が嫌いな自分がおかしいのかな」と感じている人もいるでしょう。しかし、あなたの気持ちは正常です。自分を責めることなく、対処法を一緒に考えていきましょう。
「上司が嫌いすぎる」ストレスの原因とは?

上司が嫌いすぎると感じる原因は、仕事などの考え方やコミュニケーション、上司そのものなどと様々なところに転がっています。
- 「結果だけ」という価値観や、仕事の進め方の違い
- コミュニケーションが不足している
- 上司の性格が自分と合っていない
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この章では、この上司が嫌いすぎるという状態になる原因TOP3について解説していきます。
なぜ自分がこんなにも上司のことを嫌いなのかをしっかり理解することから始めてみましょう。
「結果だけ」という価値観や、仕事の進め方の違い
「上司のことが嫌いすぎる」という状態になる一番の理由は仕事への価値観や業務の進め方です。
この価値観や進め方の問題は、上司と部下という世代というものが大きく起因していると考えられます。
「終身雇用が当たり前」「会社へ忠誠を誓っている」が当たり前だった上司世代と、「転職しもOK」「退職は逃げじゃない」と言われてきた部下世代では、仕事への価値観や進め方に差が出ても当然です。
- 上司はスピード重視で仕事をしろと言うが、本当は丁寧にやりたい
- 結果こそ正義と言われるが、結果が出なくても過程を大切にしてほしい
- 会社のしきたりを大切にしたいと上司は言うが、効率や生産性を考えて進め方を変えたい
この悩みを抱えている人は、自分が仕事をする意味について考え、紙に書き出してみましょう。
これをすることによって、自分が仕事をする上で譲れないことが明確化され、この上司の元で働き続けることが本当に自分の人生の中で正解なのかが見えてきます。
コミュニケーションが不足している
コミュニケーションが不足することで、上司のことを嫌いと感じることも多々あります。
上司とのコミュニケーションが減ることで、上司と部下の間での距離感が遠くなってしまい、部下からするとコミュニケーションを余計に取りにくくなってしまいます。
さらに新型コロナウイルス以降、在宅ワークやテレワークなどの遠隔業務が発達し、コミュニケーションをとる機会が少なくなったことも、「上司を嫌い」と感じる人が増えた原因となります。
上司と日常的にコミュニケーションをとっていれば起こり得ない誤解が関係性を悪化させることがありますので、最低限のコミュニケーションは行うようにしましょう。
上司の性格が自分と合っていない
根本的に上司の性格などが自分と合わないと感じることもあります。
上司が「短気ですぐに感情的になるからきつい」、全て自分の思い通りにしたいという「自己中心的な考え」などの性格面は、上司でなくても嫌いになってしまうものです。
それだけでなく、昨今注視されているハラスメントも「嫌い」という感情を持つ原因になるでしょう。
上記の内容は明らかに人間性の問題になるため、人事部への連絡が必要なケースや人事部へすでに対応を求める声が届いているケースがあります。
- 相手によって態度が一変
- 上司の仕事のはずなのに押し付けてくる
- 仕事をしていない
- 上司の立場を利用した高圧的な態度
- 気分屋
- 自分こそ正義の雰囲気
上司と相性が悪いと感じているのは、自分だけではないことを頭に入れながら、適切な距離感でストレスを感じないように距離をとっていきましょう。
性格が悪く嫌われる上司の特徴をご紹介

嫌われる上司の特徴はおもに以下の通りです。
- 感情的になって暴力・暴言が当たり前の上司
- 人によって態度を変えている上司
- 仕事が出来ないのに指示ばかりする上司
- 自分が起こしたミスを他人に押し付ける上司
相手によって態度を変えたり、ミスをひとのせいにしたりするような人は、上司という以前に人として嫌われてしまいます。
このような人達と毎日顔を合わせて仕事をするとなると、どんなに好きな仕事をしていても心が折れてしまうこともあるでしょう。特徴を具体的にご紹介していきます。
①感情的になって暴力・暴言が当たり前の上司
まずは何か機嫌を損ねるようなことがあると、感情的に暴力をふるったり暴言を吐いたりする典型的な「パワハラ上司」です。どんなに仕事ができる上司であっても、部下を大切にしない人は慕われませんし尊敬もされないでしょう。
パワハラは2018年労働局により概念が明確化されており、以下の3つ全てにあてはまるものがパワハラとなります。
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること
さらに2020年6月には「改正労働施策総合推進法(通称パワハラ防止法)」が施行されており、パワハラをはじめとするハラスメント行為は立派な法律違反となります。
②人によって態度を変えている上司
上司の前ではペコペコと頭を下げているのに、部下の前ではふんぞり返っている上司も嫌われます。このような見え透いた態度の人が自分の上司かと思うと、恥ずかしくなってきますよね。
③仕事が出来ないのに指示ばかりする上司
自分には仕事をこなす能力がないのに、指示ばかりしてくる上司も嫌な上司です。こういう人に限って人の揚げ足をとったり、ミスを叱責するのが得意だったりします。
さらにこのタイプの上司は仕事の成果をまるで自分の実績のように思っているのも嫌いになる大きな要因です。
④自分が起こしたミスを他人に押し付ける上司
自分が起こしたミスを他人に押し付けるような上司も嫌われます。会社に損害を与えたのにもかかわらず、部下に罪を被せて自分の保身だけをはかるなどあってはならないことです。
このタイプの人も③の仕事ができないのに指示ばかりする上司と同じように、部下の成果は自分の物にしてしまう傾向があります。
仕事は好きだけど上司が嫌い!うつになる前に実践したい対処方法10選

Aさん
Bさん
上司のストレスは溜め過ぎると、心身に影響を及ぼしかねません。我慢し続けると精神疾患になる可能性もります。
- 上司よりも立場が上の人に相談してみる
- 上司よりも仕事で結果を出す
- 労働基準監督署に電話相談する
- 有給休暇を使ってリフレッシュする
- 退職代行業者を使って会社を辞める
- 心療内科に行き診断書を貰う
- 人事部に相談して部署を異動する
- 上司に自分の気持ちを全て伝える
- 仕事だと割り切って関わりを最小限に抑える
- パワハラやセクハラがある場合は弁護士や警察に相談
すでにうつ症状が出てしまっている人にとっても有効な対処法あります。ぜひ実践してみてください。
①上司よりも立場が上の人に相談してみる
上司の上司に相談してみる方法です。上司が自分の立場を利用してパワハラや責任転嫁など好き勝手やるのなら、上司よりも上役の人に訴えてみましょう。
このとき伝えるべきなのは上司の人格の嫌なところではなく、部署で起こっている問題の事実や上司の問題のある居振る舞いです。そうすることによって上役が上司に注意してくれ、問題が改善する場合もあります。
また上司の横暴が会社側に露見すれば上司の評価が下がり、厳しく処分される可能性もあるはずです。ハラスメントに関してはメディアでもよく取り上げられるようになったおかげで、会社の対応も大変シビアになってきています。
②上司よりも仕事で結果を出す
「この部下を手放すわけにはいかない」と、上司に思わせるような仕事ぶりを発揮することも対処法の一つです。嫌な上司の下だとやる気を出すのは大変なことだと思いますが、誠実に勤めて成果を出していきましょう。
そうすれば、上司もあなたの実力を認めてくれるようになり、徐々に上司の態度が温和になったり仕事上の意見が通りやすくなったりするはずです。
③労働基準監督署に電話相談する
Aさん
上司だけでなく、会社全体を不審に思い始めているなら労働基準監督署に相談するのも良い手段です。
労働基準監督署は「労働基準法」にのっとって会社を監督する機関です。1ヶ月に100時間を超えるような残業を強いられたり、有給休暇を取らせてもらえなかったりといった労働問題の相談にのってくれます。
ただしセクハラやパワハラ、モラハラのようなハラスメント問題は労働基準監督署では対応できない場合もあるので、労働局へ相談するのがおススメです。労働局は「企業と労働者の間に入って、労働者の環境を改善する」役割をもっています。
④有給休暇を使ってリフレッシュする
有給休暇を使ってリフレッシュすることも対処法の一つです。上司のいる職場から離れるだけでも、ストレスから解放されることでしょう。
有給休暇は労働基準法第39法で「労働者の権利」として認められていますので、取得することを会社や上司が拒否できません。
出勤が週30時間以上、もしくは週5日または年間217日以上の場合、勤めてから半年で10日間の有給が付与されます。
| 勤続年数 | 有給付与日数 |
|---|---|
| 6ヶ月 | 10日 |
| 1年6ヶ月 | 11日 |
| 2年6ヶ月 | 12日 |
| 3年6ヶ月 | 14日 |
| 4年6ヶ月 | 16日 |
| 5年6ヶ月 | 18日 |
| 6年6ヶ月 | 20日 |
また出勤が週の所定労働時間が30時間未満、かつ週の所定労働日数が4日以下かもしくは年間48日~216日の場合、所定労働日数に応じた有給休暇は付与されます。
| 週間労働日 | 年間労働日 | 6ケ月 | 1年6ヶ月 | 2年6ヶ月 | 3年6ヶ月 | 4年6ヶ月 | 5年6ヶ月 | 6年6ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4日 | 169~216日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 12日 | 13日 | 15日 |
| 3日 | 121~168日 | 5日 | 6日 | 6日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 |
| 2日 | 73~120日 | 3日 | 4日 | 4日 | 5日 | 6日 | 6日 | 7日 |
| 1日 | 48~72日 | 1日 | 2日 | 2日 | 2日 | 3日 | 3日 | 3日 |
もし長い連休を取得する場合は同僚に業務の引き継ぎをして、連休中に会社から連絡がこないようにすることが大切です。上司も仕事も忘れてしっかりリフレッシュしましょう。
リフレッシュは自分の趣味に打ち込むのもいいですが、今後どうしていきたいか、気持ちを整理する良い機会です。「上司に我慢してまで会社にいる必要があるかどうか」ゆっくりと考えてみましょう。
⑤退職代行業者を使って会社を辞める
Bさん
会社にもう一日たりとも行きたくないという場合は、退職代行サービスを利用して退職しましょう。退職代行は依頼人に代わって「退職の意志を伝える」サービスを行っています。
- 会社に行かずにそのまま退職できる
- 上司に会わずに退職できる
- 有給消化の意向も伝えてもらえる
- どんなブラック企業でも退職可能
退職代行に依頼すれば退職の意志を伝えるだけでなく、有給休暇取得や未払い残業代など退職に関する交渉もしてくれます。
ただし民間企業の退職代行業者は「非弁業者」のため、退職に関する交渉はできません。交渉が必要な場合は交渉権のある労働組合か弁護士が運営する退職代行業者に依頼しましょう。
| 運営元 | 退職に関する交渉 |
|---|---|
| 民間企業 | できない |
| 労働組合 | できる |
| 弁護士 | できる |
退職代行は業者によって料金がさまざまです。例えば、正社員やパートなど雇用形態によって料金が違う場合があります。またホームページに掲載されている料金が安くても、オプションをつけていくと高額になることもあります。
相談の時には料金システムを必ず確認し、納得のいく業者を選ぶようにしましょう。
| 運営元 | 料金相場 |
|---|---|
| 民間企業 | 30,000~100,000円 |
| 労働組合 | 25,000~30,000円 |
| 弁護士 | 10,000~50,000円 |
⑥心療内科に行き診断書を貰う
Aさん
このようなときは心療内科を受診しましょう。
- 職場で頭痛、倦怠感、吐き気などが慢性的に起こり仕事どころではない
- 不眠・食欲不振が続いている
- 仕事に行こうとすると動けなくなる
- 常に不安感が続いている
- 精神的に不安定で感情のコントロールがうまくいかない
- 職場で常に緊張してしまい、今までになかったミスをする
- 何をやっても楽しくない
このような状態になっている人は我慢せずに、心療内科を受診して適切なアドバイスをもらうことが大切です。診断の結果医師が診断書を出してくれれば、会社に提出して休職することもできます。
診断書は休職する正当な理由になりますし、申請すれば健康保険の休業給付を受給することもできます。
また診断書は上司のハラスメント行為の抑止力にもなります。なぜなら診断書が会社の上層部に渡った場合、会社からの上司の評価は下がるからです。最悪の場合管理責任を問われて、降格処分を受けることになることもありえます。
⑦人事部に相談して部署を異動する
Aさん
このような場合は会社に異動願いを出してみるのもいいでしょう。部下からすれば「この部署から上司を異動させてください」と言いたいところです。
しかし実際には難しいことなので、自分が異動することがストレスを回避する方法になるかもしれません。部署が代われば上司の顔を見なくてよくなり、仕事に集中できるようになるはずです。
⑧上司に自分の気持ちを全て伝える
上司へのストレスが溜まり限界なら、その気持ちを上司に全部伝えてみることも大切です。対面で伝えるときは忙しくない時間を選び、あくまでも礼儀正しく素直に気持ちを伝えるようにしましょう。真摯な気持ちをぶつければ、状況が改善されることもあります。
また面と向かうと緊張して思うように話せないということであれば、メールなどの対面しない方法で伝えるのも手段の一つです。上司の性格上直接伝えることで怒らせたり叱責されたりするのが目に見えている場合は、対面しない方法を選びましょう。
⑨仕事だと割り切って関わりを最小限に抑える
上司と一言で言ってもタイプはさまざまです。
- 良い上司
- 感情的な暴力上司
- やる気がない上司
- 文句ばかりの上司
- 口ばかりで行動しない上司
- サボる上司
- 使えない役に立たない上司
入社する会社は選べますが、上司は選ぶことはできません。入社当時は良い上司にあたったとしても、会社には部署異動や転勤があります。そのためいつまでもその上司の下で働けるわけではありません。
「嫌な上司と付き合うのも業務の一環だ」と割り切って、業務の指示を仰いだり相談をしたりする以外は、無駄に関わらないようにしましょう。関わる時間を一秒でも少なくすれば、ストレスを軽減できるはずです。
⑩パワハラやセクハラがある場合は弁護士や警察に相談
上司からのパワハラやセクハラの実害が酷いときは弁護士や警察に相談することも大切です。
特にストーカー行為は「付きまとわれるだけ」と我慢していると、徐々にエスカレートしていき痛ましい事件になった例も存在します。自分が考えているよりも事態は深刻なのだと認識しましょう。警察に相談しておけば警戒態勢を強めてくれますし、弁護士ならば慰謝料を請求することも可能です。
またパワハラは客観的に見て明確な証拠を集めておく必要があります。
- 暴言の録音データ
- 殴られた傷の写真
- 現場の写真・動画
- メール、LINE、SMS、SNSでの文面のやり取り
- 職場の同僚の証言
- 被害者が作成した業務日誌、日記
証拠がないと上司がパワハラを否定したときに、「やった」「やらない」の水掛け論になってしまいます。さらに損害賠償の訴訟を起こすことになった場合にも、証拠が多ければ多いほど訴訟を有利に進めることができます。
証拠を集めておくと有利になる
上司からパワハラに遭っていたり、パワハラまでとはいかずとも不快に感じる行為をされた場合は、証拠を集めておくと退職時や訴訟を起こす時に有利になります。
必要以上に厳しい叱責を与えられた場合は音声を録音しておきます。「録音していることがばれたらどうしよう」と不安に思う場合は、ポケットにレコーダーを入れて一日中つけておくことがおすすめです。
また、上司からの暴力で怪我をした場合は病院に行き診断書をもらいましょう。同時に怪我をした箇所の写真を日付付きで保存しておくことも大切です。
パワハラで訴訟を起こす際には、証拠の提出が必要不可欠です。そのため、辛いとは思いますが出来る限り証拠を残しておきましょう。
【あなたの上司はどのタイプ?】上司のタイプ別対応方法

「上司が嫌いすぎてもう限界…」と思っていても自責の念が強く退職の選択をすることができなくなってしまったり、改善したいと奮闘する方もいるかと思います。
そこで、ここでは代表的な上司のタイプとその攻略方法をご紹介していきます。
- 「俺の言うことが絶対」の話を聞かない頑固タイプ
- 「〇〇してもいいし、△△してもOK」も指示が曖昧タイプ
- 「俺のミスはお前のミス」の無責任タイプ
- 「この子はお気に入り」の評価不平等タイプ
- 「顔を見るだけで無理」の生理的に受け付けないタイプ
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こんな上司たちを攻略する方法を詳しくご紹介していきます!
タイプ①「俺の言うことが絶対」の話を聞かない頑固タイプ
このタイプは頭が固く、自分の言ったことこそ正解という傾向があります。
部下の意見には必要ないとでも言うかのような上司に対しては、感情で語りかけても全く効果がありません。
このような上司に対しては、冷静に「数字」と言う変えようのない事実を突きつけるのが実に効果的です。
数値目標への進捗状況や、これまでの実績を提示することで、上司が意見を曲げざるを得ない状況というのを作ることができるのです。
「俺のいうことが絶対タイプ」の攻略法
- 工数削減を20%削減する方法がこちらになります。
- 15%の顧客満足度向上に繋がっております。
- コストを10%削減するだけでなく、売上12%向上の目算を立てております。
タイプ②「〇〇してもいいし、△△してもOK」の指示が曖昧タイプ
このタイプは、決断することや選択を失敗することに抵抗を持っている傾向があります。
質問を重ねることで、指示内容を明確化することができるようになっていきます。
心配性な性格だからこそ、質問する際に「より良い成果を出すために」などの枕詞を使うことで、それであればと上司が乗り気になってくれます。
この質問という単純作業を繰り返すことによって、両者の間での認識のズレやそのズレから生じるストレスを軽減することができます。
「指示が曖昧タイプ」の攻略法
- どちらを優先して対応すればいいですか?
- 想像されている最終着地を教えていただけますか?
- Aの案件に関しましては、〇〇と理解しましたが具体的にどう進めますか?
タイプ③「俺のミスはお前のミス」の無責任タイプ
このタイプの上司には、メールや書類などの記録に残し、いつでも開示できるようにすることが重要です。
「俺はちゃんと伝えてる」などと後から指示や言ったことを変えてくるのはこのタイプに該当します。
そのため、このタイプの上司との普段のコミュニケーションなども証拠を残すように癖づけていた方が身の安全を確保することができます。
この行動は自身の身を守るだけでなく、上司自身の認識整理にも役立ち、誰に責任があるのかを明確化することができるため、業務をスムーズに進めることが可能になります。
「無責任タイプ」の攻略法
- 会議などは議事録を作成し、参加者へメールにて共有をする
- 口頭での指示を受けた後に「〇〇について対応します」などの証拠を残しておく
タイプ④「この子はお気に入り」の評価不平等タイプ
このタイプは、自分のお気に入りの子だけを優遇する理不尽で不平等なタイプです。
自分の抱えている業務の進捗度や成果などを数値や報告書で可視化することが効果的です。
報告書などの可視化を用いた報告を行うことで、周囲の人たちもあなたの評価をすることができるようになり、適切な評価を受けることが可能になります。
「評価不平等タイプ」の攻略法
- 週次報告や月次報告などのタイミングで成果を明記する
- 事務などの数値化が難しい職種の場合、何を対応しているかなど可視化する
タイプ⑤「顔を見るだけで無理」の生理的に受け付けないタイプ
このタイプは、物理・心理的に距離が近いと感じたり、気分で態度が変わったりなどするなど、顔を見るだけで嫌な気持ちになってしまいます。
そのような上司の場合、「相性が合わないと感じてしまう」ことや「関係修復をしようと思えない」などの感情を抱いてしまうため、適切な距離感を保ち心理的ストレスを感じないようにすることが重要です。
業務に必要な最低限の報連相だけをしっかりと行い、業務のプロとしての関係性を保てるようにします。
この時に感情的になって衝突を起こしてしまうことは避け、上司と二人きりの状況ができないようにし、チームとしての業務を増やすことも効果的な関わり方になります。
「生理的に受け付けないタイプ」の攻略法
- 必要最小限のコミュニケーションのみにする
- 非対面で済むメールやチャットなどの方法を積極的に活用する
「上司が嫌いすぎる」場合のストレス軽減方法

上司との関係性を急激に変えることは難しいことですが、自分が対応を変えることでストレス軽減をすることが可能になります。
上司に変わることを求め続けても疲れてしまうだけですので、自分の変えられる部分を変えて少しでもストレスなく仕事ができる環境を整えていきましょう。
上司と丁度いい距離感を見つけよう
一人でも完璧に仕事をする人もいるので、会社にいる全員と仲良くする必要は全くありません。
仕事上の関係として適切な関係を見つけることで心理的な負担を減らすことができるのです。
「必要な報連相はメール・チャットで行う」や「業務に関係のない話はしないようにする」など自分の中でルールを作ることで気持ちが楽になったり、1日の終わりに達成感を与えることができます。
相手を尊重したコミュニケーション
自分の考えや気持ちを抑えすぎ、攻撃的でもない方法でコミュニケーションを取ることが重要です。
相手を尊重しながら自分自身の意見も伝えているので、対立を生みにくく信頼関係を築くことが可能になります。
自分の意見を押し殺してきた人も、相手の意見を尊重すると言う視点を持ってコミュニケーションを取ることで、ストレスを軽減することが可能となります。
上司を質問で気持ちよくさせる
人間は、自分の培ってきた知識や、今までの経験を求められると、嬉しいといったポジティブな感情を抱きます。
特に上司と部下という関係において、上司に対しての質問一つで印象や評価を大きく変えることがあります。
「上司と合わない」「上司のことが嫌い」と感じている場合でも、上司に対してこれまでの経験に関することや、得意なことに対しての質問を投げかけることで、関係性を改善することができるようになります。
嫌いだから関心を持たないではなく、自分自身がストレスなく働くために上司を知りましょう。
自分をご機嫌にしてメンタルを整える
上司との関係に’対してストレスを感じている場合は、自分で自分の機嫌を取ることも重要です。
仕事以外の充実度を上げると、「これを耐えれば楽しい時間が来る」と考えることができ、職場でのストレスへの耐久性を格段に上げることができるようになります。
「現状が一生続くわけではない」「この経験は絶対自分の成長だ」などと考えるなどの、状況を前向きに捉える形をとることも効果的になります。
- 趣味に費やす時間を作る
- 定期的に運動を行い気分転換する
- 会社以外の人との交流をする
相談相手を見つける
信頼のおける同僚や友人、家族などに話を聞いてもらうだけで、ストレスは軽減します。
皆川美雪「日常生活における相談動機に関する研究」では、感情を言葉に出したり誰かに話を聞いてもらうことで、抑えていた感情が外に出てスッキリするというカタルシスという効果が働くことだと発表されています。
それだけでなく客観的な視点からの意見や対処法は、自分一人で考えていたときには見つからない対処法などが見つかることもあります。
そういった相談相手がいないという場合に関しては、転職エージェントに相談したり、厚生労働省の「こころの健康相談統一ダイヤル」や「よりそいホットライン」などを活用することも一つの選択肢になります。
上司が嫌いすぎだとしてもやってはいけないこと

上司が嫌いだと復讐してやりたい痛い目に合わせてやりたいという感情を持ってしまいます。しかし、復習や仕返しなど自分がマイナスになる可能性が高い行為はお勧めできません。
ここでは上司が嫌いだとしてもやってはいけない行動を4つ紹介します。
復讐や仕返しをする
どれほど上司が嫌いだったとしても、復讐や仕返しなど、誰も幸せになれない行為は慎みましょう。もしも、あなたが復讐をして訴訟問題に発展してしまうと家族など周りの人が悲しみます。
そのため、上司が嫌いでどうしようもない時は退職を検討しましょう。退職は逃げることではありません。あなたが明るい未来を描くために必要なことと、ポジティブに捉えましょう。
上司を無視して業務を行う
業務中に上司を無視することも禁止事項です。上司を無視することで仕事が円滑に進まなかったり周囲の人に迷惑をかけることが考えられます。
不穏な空気の原因を上司が作り出していたとしても、業務において私情を挟むことはできるだけ控えましょう。ただし、必要以上にコミュニケーションをとろうとすると辛さを感じるため、必要最低限かつ周囲を不快にさせない程度のやり取りを意識しましょう。
愚痴を常にこぼす
上司に対する愚痴を同僚や周囲の人に常に話していると、あなたの印象が悪くなります。時々愚痴をこぼす場合は「そうだよね、大変だよね」と共感してもらえる可能性があります。
しかし、あまりにも毎日頻繁に同じ人の愚痴をこぼしていると「また言ってるのか」とうんざりした気持ちにさせてしまいます。さらには「話すとまた愚痴られるかもしれない」と思い、避けられてしまう可能性もあります。
そのため、愚痴を常に溢すことは控えましょう。どうしても辛くなった時は、ノートなどにマイナスの感情を吐き出すことがおすすめです。
会社をバックレて辞める
上司が嫌いだからと言って、会社をバックレて辞めることはおすすめできません。バックレてしまうと周囲の人に迷惑がかかるだけでなく、あなたの信用を失います。
特に同業種で転職を考えている場合は、悪い噂が新しい会社にまで広がる可能性があります。そのため上司が嫌いで仕方がない場合は、バックレるのではなく退職代行の利用がおすすめです。
上司のことが嫌いすぎるストレスを解消!自分でできるセルフケア

自分一人でできるセルフケアは必ず持っていた方が確実にいいです。
ここでは、一人ですぐにでもできるセルフケアをご紹介していきますので、現状を改善したいと考えている方は是非実行してみていただき、自分に合うものを探してみましょう。
休憩時間にリフレッシュ
上司にイライラが高まった時には、休憩時間をしっかりと取って、自分の好きなおやつや飲み物を摂取してリッフレッシュを図りましょう。
お菓子などの甘いものを接収することで、血糖値が上昇することで、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを一時的に増加させることができます。
味や食感など五感を使って味わうなど今この瞬間の体験に注意を向けることで、マインドフルネス効果と言われる、ストレス軽減や感情の安定、集中力の向上などの効果を得ることができるようになります。
血糖値を上げるため、摂取のしすぎは逆に眠くなってしまったりするため、一口に抑えておきましょう。
日光を浴びる
5~10分日光を浴びることは幸せホルモンのセロトニンやビタミンDなどが生成されやすくなり、気持ちが前向きになりやすい状況を作ることができます。
天気が良ければ少し職場を離れて近くの公園まで散歩するなどをすることで、血流が良くなってリフレッシュもできるので効果的です。
意図的に日光を浴びたり、散歩をするなどをすることで、ストレスを溜めないようにしましょう。
感情を書き出してみる
最近心のセルフケアとして注目されているのが、感情を言葉にして書き出すというジャーナリングという手法です。
これは、現在自分が上司に対して抱えている感情(モヤモヤ、イライラ)を紙などに書き出し、自分の内面と向き合うことで、心の安定につながります。
書き出すことで自分の感情を客観的に捉えることができるので、自己理解を深めることができます。
ヒーリングミュージックを利用する
嫌なことがあった際には、リラックスできる空間を用意することも重要です。
その方法の一つが、自然の音を用いたヒーリングミュージックを聴くことになります。
特に雨の音に関しては、一定のリズムを刻み予測がしやすいため脳の安定を図ることができたり、波の音は周期的リズムのため呼吸と同調するため自律神経が調整されたり、森の音は優しく人類がずっと接してきた音でもあるため安心感や気分の回復をすることができます。
YouTubeなどでも検索していただければ多くの動画があり、自分の好みの音を探すことが容易です。
ぜひ自分にあった音を見つけて、ストレスを少しでも軽減できるようにしましょう。
退職代行なら会社と連絡を取らずに即日退職出来る!

様々な理由から、上司が嫌いで退職したいと考える場合は退職代行の利用がおすすめです。上司との関係性が悪い場合、退職を言い出すことも苦痛に感じるでしょう。
しかし、退職代行を使うと会社と直接やり取りせずに退職可能です。また、退職代行には下記のような特徴があります。
- 退職の意思を代行
- 退職に関わる手続きを代行
- 運営元によっては交渉も可能
退職代行を利用して会社を辞めるまでの流れ
ここでは、退職代行を使って会社を辞めるまでの流れを確認します。
退職代行業者に連絡をすると、すぐに契約しなければいけないと思っている方も多いでしょう。しかし、利用を検討している状態で相談することも可能です。
さらに、退職代行の業者によっては退職届のテンプレートや引き継ぎ書類のテンプレートなど各種書類の用意があるケースもあります。退職代行の利用を検討する際には、まず一度相談してみましょう。
退職代行に関しては、以下の記事も参考にしてみてください。
退職代行の料金相場
退職代行の料金は運営元によって異なります。以下は料金相場の一覧です。
| 運営元 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| 民間業者 | 1万円〜3万円 | 料金は低価格だが、悪質業者に注意が必要。 |
| 労働組合 | 3万円前後 | 労働組合運営のため、交渉事にも対応可能。 |
| 弁護士 | 3万円〜 | パワハラや賠償金など訴訟にも対応できるが、料金は高めの設定。 |
民間企業が運営する退職代行は1万円以下でサービスを受けられる会社もあります。しかし、あまりにも安い場合は必要なサービスが含まれていなくて「結局追加料金を支払った」というケースもあります。そのため、民間企業を利用する際は見積もりを必ず取りましょう。
労働組合や弁護士が運営する退職代行は安心して利用できます。特に上司からのパワハラで訴訟を起こす可能性がある場合は、弁護士が運営する退職代行に依頼すると、最初から最後までスムーズに進みます。
退職代行OITOMAなら全額返金保証付きで安心!
労働組合が運営するOITOMAは、安心して利用できます。費用は税込み24,000円で必要なサービスがすべて受けられます。
また、万が一退職できなかった時は費用を全額返金します。さらに、退職に必要な退職届や無料で何度でも相談できる嬉しい特典も充実しています。上司が嫌いで退職を検討する際は、一人で悩まずOITOMAにご相談下さい。
上司が嫌いすぎて限界..うつになる前に対処する方法を10個紹介!まとめ

上司にもいろいろなタイプの人がいます。会社は業界や職種によって選ぶことができますが、残念ながら上司を選ぶことはできません。どんなに好きな仕事に就けたとしても上司が原因で仕事のモチベーションが下がることもあるでしょう。
嫌いな上司への対処法は上司に直接自分の気持ちを伝えたり、労働基準監督署や警察、弁護士に相談したり、有給休暇をとってリフレッシュをしたりとさまざまな方法があります。自分の状況にあった対処方法を選んで実践してみてください。
それでももし会社にいること自体がツラくなってしまったときには、退職代行を利用して退職するのも有効な手段です。心身を壊すほど我慢して働き続けるのはよくないですし、働ける会社は一つだけではありません。退職をして新しい道へ進んでいきましょう。

